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「水戸黄門」は見ていて安心感があることは大事なのですが、〈ロードムービー〉であることがポイントの1つです。深刻な事件が起きても、次回には別のところへ旅して行ってしまうので、スッキリ感があります。
もう1つが疑似家族のような〈ホームドラマ〉であることですね。黄門様はお父様的な立場。そこに助さん、格さんという丈夫な息子2人がいて、ちょっとおっちょこちょいな三男坊のうっかり八兵衛。お銀がしっかり者の娘のようで、ちょい不良の弥七もいる。それでみんながお父さんを大事にする。ある意味、理想の老後です。しっかりした子供たちに支えられて、自分は足腰が丈夫で、諸国を漫遊しておいしいものを食べて‥‥。しかも由美かおるさんみたいな美女から「御隠居さま」と慕われる。主役がいちばん年上。懐かしい昭和の家族の物語の形をちゃんと継承しています。
「必殺シリーズ」はホームドラマの裏返しです。みんな幸せじゃないですね。中村主水は、いちおう家庭はあるんですけど、理想的な家庭にはとても見えない。そこには時代的な背景が影響しています。「木枯し紋次郎」や「必殺シリーズ」が出てきたのは72年。高度成長にかげりが出てきた。会社・組織から離れて自分だけのために生きる、というのにみんなが憧れた。アウトローの時代になったんですね。
もう1つ必殺シリーズの凄いところは、エンターテインメント性です。とんでもない殺し技を考えたり、まさか?という人が殺し屋をやる。だって森田健作は今、知事ですよ。あの知事だって人殺しをやっている。しかも花火を、相手の口の中に入れてバン!と爆発させる。ええ..!? ですよ。山田五十鈴、高峰三枝子、京マチ子なんて大女優が殺しの元締めだったりするんです。70年代はお色気シーンも濃厚でした。殺し技をキレイな映像で見せるために、映画人が魂を注ぎ込んで作っていました。
3位、4位が「遠山の金さん」と「暴れん坊将軍」。時代劇ファンは2つの顔を持つ主人公が好きなんですね。身分のある人が町に出て行って、いざとなるとスパッと裁断する、スッキリ感ですね。暴れん坊将軍は成敗しちゃって、金さんはとりあえずお白州で調べますけど、「これにて一件落着!」で落着させちゃう。でも、遊び人の金さんと世間知らずの将軍様。どちらもとぼけたところがあって笑えるんです。シリアスな警察モノとは全然違います。
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