芸能
Posted on 2023年04月29日 05:59

石原真理子と交わった13人の男「実名暴露の責任」を追及された「答え」は…/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

2023年04月29日 05:59

 80年代の大ヒットドラマ「ふぞろいの林檎たち」(TBS系)に出演。清純派女優として一世を風靡したのが、石原真理子だ。ところがその後は不貞スキャンダルに宗教活動、そしてヘア写真集出版と、なにかとお騒がせな女優、というイメージが定着してしまった。

 そんな石原が、自叙伝「ふぞろいな秘密」(双葉社)の出版で再び時の人となったのは、時を経た06年のことだ。彼女は同著で玉置浩二や明石家さんまら、13人の男性たちとの交際を実名で赤裸々に告白。同年12月6日、都内で出版記者会見を開くことになった。

 会見場には新聞、雑誌、テレビを含め、100人を超える報道陣が集結。テレビ局では、石原の失言を危惧したTBSが1分遅れで中継するという手法をとったが、テレビ朝日は生中継を決行。

 だが、会見での質問は著書の内容云々よりも「書かれた人の了承はとったのか」「実名での恋愛暴露に対する道義的責任は?」と、彼女が実名で書いたことに対する批判的なものに終始。石原は一貫して、

「当時は本当に愛していたし、今も素晴らしい思い出。感謝の気持ちを込めて、実名にしました。著書に『勇気づけられた』という声も届いていて、講演の依頼もあります」

 実名での著書出版には社会的意義があったと、強く訴えたのである。

 だが、そこは元祖プッツン女優と言われる石原のこと。質問と答えがなかなか噛み合わず、20分予定の会見が5分早く打ち切りに。おまけに会見後に予定していたスポーツ紙や週刊誌などの囲み取材も、キャンセルされた。各媒体から大ブーイングが起こったことは言うまでもない。スポーツ紙デスクは、こう怒りをあらわにしたものだ。

「実はテレビ局側が、実名を挙げられた男性タレントたちに配慮して、事前に石原側に対し、こちらも男性タレントの実名を挙げて質問しないので、そちらも実名を口にしないように、と念を押していたというんです。結果、石原の道義的責任を追及する流れになり、紙媒体がそのトバッチリを受ける形になってしまったわけですからね。現場にいた記者もカメラマンも、怒り心頭ですよ」

 とはいえ、テレビで生中継されたことで大きなニュースとなり、著書の売り上げは上々。石原には映画やヘア写真集のオファーが殺到したというから、芸能界というのは本当に不思議な世界だ。

 ただ、実名で書かれた13人の男たちは、迷惑以外の何ものでもなかったはず。まさに後悔先に立たず。若気の至りとはいえ、十数年後、こんな形でブーメランとなって戻ってくるとは…。石原真理子、恐るべしである。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク