政治

「岸田総理の爆弾騒動よりもうな丼を食べるのが大事」だったという「バカまる出し閣僚」の超ノー天気

 またまた閣僚の失言が飛び出した。今度は谷公一国家公安委員長(二階派)である。

 4月25日の自民党議員のパーティーで、4月15日に岸田文雄首相が選挙応援のために訪れた和歌山市内で襲撃された際、視察先の高知県で警察庁から連絡を受けた後も「うな丼をしっかり食べた」と挨拶したのだった。

 谷氏は、15日は兼務する防災担当相として、南海トラフ地震の被災地と想定される高知県を視察中だったと説明。その上で、次のように語ったのである。

「四万十でおいしいうな丼を食べられるということで、楽しみにしていた。これから食べようという時に、警察庁から電話があった。和歌山で岸田首相に物が投げられたということだった。だが、うな丼はしっかり食べさせていただいた」

 松野博一官房長官は襲撃事件を騒ぎにしたくないとして、谷氏に報道対応を任せ、自身は記者会見することなく、ブラ下がり取材に応じただけだった。ところが肝心の谷氏が、記者会見よりうな丼を優先していたと、図らずも本人が明かしてしまったのだ。

 谷氏は4月20日の定例記者会見で、国家公安委員会の意見により、容疑者の会場への侵入や爆発物の投げ込みを許した点が問題視されたほか、聴衆の避難誘導が課題として挙げられたと明かしたが、自身には治安対策担当閣僚としての自覚のかけらもなかったことが露呈した。

 たまたま首相の足元に投げ込まれたパイプ爆弾の爆発が遅かったからいいようなものの、すぐに爆発していれば、岸田首相をはじめ、聴衆にも大きな被害が出ていたかもしれない。岸田首相は即刻、こういう「ノー天気」なバカまる出し閣僚を交代させるべきだろう。

カテゴリー: 政治   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
おにぎり1000円に弁当1万円だって…関西国際空港「超インバウンド価格」露骨なつり上げに悲鳴!
2
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
3
挫折の末に大谷翔平の妻になった「バスケ元日本代表」真美子夫人のアスリート人生
4
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
5
清原和博の長男「ドラフト指名候補」で中日・日本ハム・ヤクルト・西武が絶賛獲得調査中