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今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が12月2日に行われたが、年間大賞にはTBS系連続ドラマ「不適切にもほどがある!」を略した「ふてほど」が選ばれた。
このドラマは宮藤官九郎による脚本で、阿部サダヲ扮する体育教師が、昭和から令和にタイムスリップし、時代のギャップに翻弄されながらも「コンプライアンス社会」で奮闘する姿を描いたものだ。
確かに昭和の時代には「男は男らしく、女は女らしく」「男はこうあるべきで、女はこうあるべきだ」といった言葉をよく耳にした。しかし、性差ではなく「個」が求められる現代にあっては、さすがにこんなストレートな表現を聞くことはなくなった。
だが、日本におけるジェンダーギャップ指数はいまだ低迷しており、2023年度のそれは146カ国中125位。「昭和」を引きずったままだといえる。
その数字に大きく貢献しているのが「政治分野」(ランキング138位)だ。そんな政治家のジェンダーギャップを内閣改造の記者会見でモノの見事にさらけ出し、世の女性たちから大ヒンシュクを買ったのが、岸田文雄前首相だった。
2023年9月、岸田氏は内閣改造で、女性閣僚を過去最多タイとなる5人登用。刷新感をアピールしたのだが、会見でこう言った。
「経済、社会、外交・安全保障、この3つの柱を中心に政策を進めていくために、ご活躍いただける方を選んだ。女性ならではの感性や共感力も十分発揮していただきながら、仕事をしていただくことを期待したい」
これが「ジェンダー平等に対する意識の欠如だ」として、批判を浴びることとなったのである。
とりわけ黙っていられなかったのは、各テレビ局の女性キャスター陣だ。各局のニュース番組が時間を割き、この発言を報道。「ニュース23」(TBS系)メインキャスターの小川彩佳などは、
「国のトップの認識としては、なかなかの失言だったんじゃないかなという気がしますね」
と皮肉を込めてバッサリ。他の女性アナも追随することになる。むろん、岸田氏が女性を褒めるつもりで言ったことはわかる。しかし現代は「属性」云々の時代ではなく、「個」の時代。そこを理解できていれば「この人にはこんな個性と実力があり、こんな素晴らしいところがある。だから期待したい」的な発言ができたのだろう。悲しかな、我が国のトップの意識が、相変わらずアップデートされていないことを、全世界に知らしめることになったのである。
口は禍の元と言うが、日本における政治家のジェンダー意識の低さを物語る、とんだ「ふてほど」発言だった。
(山川敦司)
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