「小さいおじさん」を見たことはありますか。白木みのるや池乃めだかのことじゃありません。いわゆる「都市伝説」のひとつとして語られる「小さいおじさん」です。釈由美子や的場浩司などがバラエティー番組で「見た」と話していたのを覚えている方もいるでしょう。
この春、レギュラー放送が始まったバカリズムの冠番組「私のバカせまい史」(フジテレビ系)でも、過去の特番時代に「芸能人の『小さいおじさん』目撃談史」と題した回がありまして、その中で「1990年にミッキー・カーチスが雑誌『宝島』のインタビューで『小さいおじさんを目撃した』と語っていた」と紹介されていました。
となりますと「小さいおじさん」には、すでに30年を超える歴史があることになります。しかし、この放送では『ここ最近『小さいおじさん』の目撃談は減少傾向にあり、『小さいおじさん絶滅説』が出ている』とも。なんと「小さいおじさん」は「絶滅危惧種」のようなのです。
そんな絶滅危惧種が、我が家にいます。え、絶滅危惧種じゃワシントン条約に引っかかるんじゃないか、って? 安心して下さい、カプセルトイですよ。その名も「ちいさなおじさん」(ターリン・インターナショナル/1回300円)です。
写真の通り、どこにでもいそうな普通のおじさんが小さくなっただけの商品ですが、それぞれに年齢や血液型までも設定されておりまして、写真左から【1】動物って可愛い=65歳・A型、【2】チャンネル登録っと=32歳・B型、【3】いい天気だな=44歳・O型、【4】コンペ楽しみ=56歳・AB型。以上、4種類のラインナップです。今回もしっかりフルコンプしました。
ご覧のように【1】は「鳩に餌をやるおじさん」、【2】は「スマホを見ているおじさん」、【3】は「腕を組んで空を見上げるおじさん」、【4】は「ビニール傘でゴルフの素振りをするおじさん」の姿をしておりまして、【1】~【3】にはベンチが付属しております。それにしても、自分の部屋に小さいおじさんがいるっていいですね。そういえば「小さいおじさんを見ると幸せになれる」などという話もありました。何かいいことあるかな。
(カプセルタロウ)