芸能
Posted on 2011年11月15日 12:00

佐々木希 2時間セリフなし

2011年11月15日 12:00

 モデルとしてトップに君臨し、タレントとして人気絶頂の佐々木希(23)。圧倒的なビジュアル支持の勢いを駆って本格ミステリードラマにも初出演を果たしたが、よもやの屈辱的扱いが待ち受けていたのである。

 11月5日放送のドラマ「火車」(テレビ朝日系)は宮部みゆき氏原作の傑作ミステリー。主演・上川隆也に続いて2番手に名前があがったのが佐々木だった。
 物語は、失踪した婚約相手の捜索を依頼された休職中の刑事(上川)が、その足跡を追ううちに、謎に包まれた美女の意外な事実が浮かび上がる─というミステリー。
 佐々木の初登場は婚約者の持っていた1枚の写真からである。写真の佐々木は目元ぱっちりで、いつもの美顔ながらドラマ設定が90年代というバブル期のせいか、ちょっとレトロな洋服と黒髪が深窓の令嬢風。
 ドラマ仕様の装いが次なる展開を期待させたが、最初の1時間は捜査のさきざきで、この写真が繰り返し登場するのみで、肝心の演技を見ようにもお預け状態なのである。
 待望の“動くのぞみん”が登場するのは、なんと開始から1時間半も過ぎた後半に入ってやっとだ。とはいえ、回想シーンだけにモノクロームで、しかも静止画のようにピクリとも動かず、横顔が映るだけというありさまなのである。
 そのあとも仲居として働く場面や、図書館で熱心に調べものをするシーンなどが登場するが、クライマックスに近づいているのに、依然として佐々木のセリフは皆無。 そして、2時間押し迫っての番組終了間際に、待望のカラー動画で銀座の街を歩く佐々木が登場した。ミニスカからのぞくすらりとした美脚と、背中がぱっくり開いたピンクのワンピースがまぶしい。
 待ち合わせ場所に着いたところで刑事に呼び止められた。振り向きざまに目をカッと見開く。いよいよ初めてのセリフを口にするかのように、唇を半開きに開けたのだ。せきを切ったようにしゃべりだすかと思いきや、まさかドラマは終了のエンドロール。そりゃないっしょ。準主役が最後までセリフなしとは‥‥。
 芸能評論家の三杉武氏が解説する。
「そもそも佐々木の演技力に問題があった。去年、主演を張った『土俵ガール』(TBS系)での棒読み演技がドラマ界でそっぽを向かれた原因です。CMやバラエティは多数こなしても、女優としては無言演技が精いっぱいでしょう。もっとも、今後も謎の美女という役柄であれば、このうえない適任です」
 女優・のぞみんは「2時間ドラマの裏女王」として安泰か!?

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク