芸能

キャイ~ン・ウド鈴木「検索した出版社に自分で連絡した」/テリー伊藤対談(1)

●ゲスト:キャイ~ンウド鈴木(キャイ~ンうど・すずき) 1970年、山形県生まれ。1991年、天野ひろゆきと「キャイ~ン」結成。その後「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」(日本テレビ系)など、多くのバラエティー番組で活躍。現在「ウドちゃんの旅してゴメン」(メ~テレ)、「大好き☆東北定禅寺しゃべり亭」(NHK仙台放送局)、「ウド様おねが~い!!ココロつながるポジティブCATV」(イッツコム)などにレギュラー出演中。短歌集「ウドの31音」(飯塚書店)発売中。

 数年にわたりツイッターで発表してきた短歌を一冊にまとめた「ウドの31音」が発売中のキャイ~ン・ウド鈴木。天才テリーが「天才」と認める氏が短歌に込めた真摯な思いとは? テレビではあまり語られない2人の初対面エピソードやデビュー前の苦い思い出話も飛び出した!

テリー すごいじゃん、ウドちゃん。短歌の本(「ウドの31音」)を出したの?

ウド 恐縮です。自分の中で密かに思っていたことを本にしてみました。

テリー これ、ウドちゃんのツイッターに書いてた短歌を1冊にしたものなんでしょう。いつ頃から書いてたの?

ウド もう4、5年前ですかね。

テリー 何で短歌を? 全然イメージにないよね。

ウド ツイッターを書く時に、すごい文章が長くなってしまって、どうしたもんかなと思ってたんですね。高校の時のテストの答えとか、テレビ番組のアンケートとかも全部長くなって、文字だらけになっちゃうんですけど。

テリー 2、3行で十分なところを10行ぐらい書いちゃうんだ?

ウド そうなんですよ。文章が長くて、読みにくいんです。それで、どうすれば上手にまとめられるんだろうと考えたところ、五・七・五・七・七の短歌調だったら31文字に収めようとするんで、文章が短くなるなって思ったのが始まりです。

テリー それまでツイッターにはどんなことを書いてたの?

ウド その日にあったことや思ったことですね。でも、そうやって31文字で書いてるうちに、その日に起きたことより、心の中のことをつぶやこうかなっていう風になっていったんです。

テリー それがこういう短歌になっていったのか。例えば、自分ではこの中でどれが好き?

ウド (手元の本をパラパラとめくって)これですかね。「行き先が わからないのが 人生か わかってたって 迷うんだもの」。

テリー (拍手しながら)素敵じゃない。こういうのはふとした時に浮かぶの?

ウド そうなんですよ。夜の川が好きで、川べりでボーッとする時があるんですけど、その時にお月さまが出てると、フワッと「そんなこと言ってみようか」みたいなことがあって、その時に短歌を作ってたんですね。だから、毎日1つ短歌を作るというより、ふと思った時にバーッと1つ、2つと作りますね。

テリー で、それを見た出版社が「おもしろいから本にしましょう」って言ってくれたんだ?

ウド いや、実はそういうのはまったくなかったんです。いつか書籍化したいなとは思ってたんですけど、周りに相談したら、「難しい」と言われて。それで1回自分で当たってみようと思って、短歌の本を出版している出版社を検索したら、今回の飯塚書店さんが出てきたんです。

テリー ええっ!? じゃあウドちゃんが出版社に直接連絡したの?

ウド そうなんですよ。そしたら「実は以前、浅井企画の本を出したことがありますから、1回考えてみます」って言ってくださって、それで出せることになったんです。

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