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テリー伊藤 対談 美木良介(4) 結婚は親が背中押したんですね

テリー どういう出会いだったんですか。
美木 うちの女房は僕の凄いファンだったんです。外資系に勤めて、ずっと海外にいたんですけど、海外でドラマを見たみたいで。
テリー それでファンになって。
美木 で、僕は年末と8月は実家に帰って、いつもお寿司を握ってるんですよ。
テリー お店でしょう。握れるの?
美木 テリーさん、僕は寿司、プロですよ。今度握りましょうか。その辺の寿司屋より上手ですよ。
テリー そうなんだ。
美木 で、僕が握ってる時に、うちの女房が友達と、わざわざ東京から食べに来たんです。
テリー 何で美木さんが実家にいるのを知ってるの?
美木 僕がだいたい年末と8月に帰るっていうのはファンクラブとかでもお知らせしてましたから、友達に聞いたみたいです。
テリー それで会って、どう思ったんですか。
美木 何てステキな子だろうって、最初で思いましたよ。次の日、姫路城を案内しました。
テリー いきなり。
美木 はい。
テリー 最高じゃないですか。家で寿司を握ってたら、そんなかわいい子が飛んで火に入る夏の虫みたいに。
美木 ホントです。それで姫路城を案内したら、うちの女房が高所恐怖症で、階段が怖くて下りれないんですよ。でも、人間って好きになると高所恐怖症がかわいいと思えるんですよね。
テリー ハハハ。どれくらいおつきあいして結婚したんですか。
美木 2~3年ですかね。
テリー つきあい始めた頃からもう結婚が視野に。
美木 いや、そうでもないですね。結婚には臆病だったので。でも、うちの母が
「あの子と結婚したらどう?」って初めて言ったんです。父も。親がポンと背中を押してくれました。
テリー そうか。それがよかったんですね。
美木 僕のうちには王さんも食べに来たことがあるんですよ、オープン戦で。僕が小学校6年生の時に。
テリー 美木さんの家は王さんが来るほど有名なところなの?
美木 姫路では一番の店でした。だから、芸能人もよく来てました。
テリー 今も健在なんですか。
美木 オヤジが亡くなって、母も年を取ったので、去年閉めました。当時、、王さんに「キミ、野球やってるんだって。リトルリーグ?」「はい」とかって言って。で、「王さん、僕は長嶋さんのファンなんです」って言っちゃったんです。そしたら王さんは「あ、そう。じゃあ明日ミスターに会わしてやるよ。姫路球場においで」って。行ったら、王さんが出てきて、手をつないで長嶋さんのところへ連れて行ってくれたんです。
テリー 凄いじゃないですか!
美木 長嶋さんは「キミか、お寿司届けてくれたの」とか言ってサインしてくれて。長嶋さんはずっと好きだけど、その日から王さん命ですから。アホな子供が「長嶋さんが好きで」って言ったのに、ここまでしてくれて。
テリー 大人になってから会いました?
美木 会いました。王さんとカラオケに行きました。
テリー じゃあ王さんに、その話をしたんだ。
美木 「ちっちゃい頃、来ていただいて」っていう話はしましたけど、長嶋さんが好きでって言った話はしませんでした。恥ずかしくて(笑)。
テリー これからの夢は何ですか。
美木 僕は若い頃は長嶋さんになることが夢で、そのあとは役者としての夢が、ずっとあったんですけど、今年は震災がありましたよね。今は一日一日を生きることが凄く大事だと思えてきて、今与えられたことをやろうと。だから、今はロングブレスを人に伝えるために一生懸命生きてみようと思ってます。

テリーからひと言

ロングブレスは本物です。これは厚生労働省にも言わなくちゃ。医療費削減につながりますよ。

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