政治
Posted on 2016年10月04日 05:55

新聞・テレビが報じない「豊洲新市場」動乱“10大スクープ”(6)テリー伊藤、ラムちゃん声優の店の運命

2016年10月04日 05:55

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 築地が移転しても、卸売市場周辺の「場外市場」は今後も残る。一般消費者向けに、寿司店、海産物店など400店舗がそれにあたる。本丸移転でも「築地ブランド」は維持できるのか──ある場外市場店主が明かす。

「原材料は豊洲に頼らざるをえない。築地では必要なかった場内の空調や、地面にまく水の費用が原材料に転嫁される可能性が高い。交通、物流アクセスが脆弱なこともあって、商品の値上げは避けられない」

 こうした問題をよそに、客でにぎわう場外市場。中でも行列が絶えないのが、厚焼き玉子専門店「丸武」。テリー伊藤氏(66)の実家で、実兄のアニー伊藤氏が店主を務めている。

「場内が移転してもウチの味は変わりなく今後も続いていきますよ」(従業員)

 もう一つ、芸能人の店として愛されているのが「魚河岸三代目 千秋」。店主の小川貢一氏(60)は、映画化もされた漫画「築地魚河岸三代目」の監修を務めた。妻はアニメ「うる星やつら」のヒロイン・ラムちゃんの声優として有名な平野文氏(61)だ。だが、平野氏からは残念な話が。

「小川は『千秋』の運営母体の会社を退社し、それに伴い、『千秋』からも撤退いたしました」

 築地騒動に愛想を尽かしたのか。

「信条である『魚食普及』と『築地貢献』の思いは変わることはありません。現在は都外にて休養を兼ね、“次”のための準備期間とさせていただいております」(前出・平野氏)

 喧騒をよそに「場外市場」は、それほどそわそわしていないようだっちゃ。

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