芸能
Posted on 2013年10月01日 10:00

モロ師岡×テリー伊藤(3)三谷幸喜さんのコントから付けた芸名

2013年10月01日 10:00

20131003n

テリー モロさんは、コントや落語もやっていらっしゃるんだよね。役者とコメディアン、どっちが本来の姿なんですか。

師岡 両方やっているという感じですね。両方を目指しているというか、両方やめられないというか。

テリー そもそもは、どういうきっかけでこの道へ?

師岡 大学で演劇研究会だったんで、それからずっとですね。大学を卒業して新劇の劇団に行ったんですけど、食えないんです。ノルマばっかり渡されて。

テリー ノルマっていうのはチケット?

師岡 はい。チケットノルマ。全然お金にならないし、じゃあコントをやろうって、大学の時の友達と一緒にショーパブでコントをやるようになったんですよ。とりあえず役者みたいな仕事だし、それで食いつないで「いずれは役者になりたいな」って思っていたら、そこのショーパブよりストリップ劇場へ行ったほうがもっと修業になるんじゃないのって、ゆーとぴあさんに誘われて。

テリー ゴムパッチンの、ゆーとぴあさん!

師岡 それでちょっと人生を踏み外したようなところもあるんですけど(笑)。渋谷のストリップ劇場、道頓堀劇場でずっとやってたんです。

テリー それはおいくつの時だったんですか?

師岡 24ぐらいですね。そしたらストリップ劇場でやってるのが親にバレちゃって、勘当ですよ。

テリー 「大学卒業してるのに何やってるんだ」と。

師岡 「大学までやったのに、ストリップ劇場か。裸になるようなところじゃないか」と。でも、俺が裸になるわけじゃない(笑)。

テリー ハハハハ。ストリップ劇場にいて、そのあとはどうだったんですか?

師岡 オーディション番組の話が来て、それからテレビに出るようになって、コント番組をずっとやっていました。もともと役者になりたかったので、事務所の人に「ドラマの仕事をお願いします」と言って、何本かやらせてもらうようにはなったんですけど。それもちょっと死んでる役とか、そんなのばっかりでしたね。

テリー 僕はコントでモロさんのことを知ったから、それからシリアスな方向に行ったのかと思ってたけど、むしろ逆だったんだ。

師岡 ええ。新劇から始めたんで、演技のほうが気が楽は楽というか。コントをやってる時、バラエティ番組で「コーナーを回せ」と言われたのに、仕切りが全然できなかったんですよ。ものすごく落ち込んで。

テリー そういう能力は、また違うんだよね。

師岡 そうなんです。決められたネタだったら大丈夫なんですけど、誰かをおもしろおかしく持っていくっていうのはダメですね。

テリー 今の「半沢直樹」のようなシリアス劇と、コントとかのお笑いでは、どっちがお好きなんですか。

師岡 両方とも好きなんです。こっちがイヤだっていうことはないんで。逆に言うと、コントをやっていないと不安になるというか。でも、コントばっかりやっていると、ちょっと落ち着いたものもやりたいなってなるんです。

テリー 役者として、とってもいいポジションにいますよね。

師岡 いいかどうかわかりませんが、好きなことをやらせていただいてはいますね。

テリー 「モロ師岡」という名前は、どうして付けたんですか。

師岡 師岡は本名なんですけど、三谷(幸喜)さんがコントを書いた時に、僕の役名が「師岡モロ」だったんですよ。先輩がそれを芸名にすればいいんじゃないって言うんで、しばらくそれを使ってたんです。でもある日、自分でさかさまにしようと思って「モロ師岡」になりました。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月05日 11:00

    日本テレビの長寿演芸番組「笑点」の公式Xが、現メンバーの集合写真とともに〈【お知らせ】笑点がついに…重大発表6月7日(日)夕方5時30分から放送〉と6月4日に投稿した。1966年放送開始、今年で60周年を迎えたばかりの看板番組の「ついに」で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年06月11日 11:45

    プロ野球の元スター選手の息子が、詐欺容疑で逮捕された。事件としてはそれだけの話かもしれない。ただ、引っかかったのは事件そのものより、父親の仕事にまで響いたことだ。中日、オリックス、楽天で活躍し、引退後は解説者として親しまれてきた山崎武司氏で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月11日 20:30

    名物演芸番組「笑点」(日本テレビ系)が「テレビコメディーパネル番組(週間)の最長放送」としてギネス世界記録に認定されたと発表したのは、6月7日の放送だった。2016年から6代目司会を務める春風亭昇太は「この番組を紡いできてくれた先輩たちに感...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク