カンテレの新実彰平アナウンサーが自身のSNSに投稿した過去のツイートを全て削除し、波紋を広げている。
新実アナは「ツイート全消去しました」と報告。続けて「『Twitterにも丁寧な言論を』『メディア従事者自らも説明や議論を』との思いに変わりはありません」とした。一方で「ただ文字数の制約と私自身の拙さで、むしろ逆の結果を招いたり、私という人格が実態と乖離して伝わったりするばかりでした…」と記し、最後は「反省と共に出直します」と締めくくった。なにやら抽象的な物言いだが、これはいったい何を意味するのか。在阪メディア関係者が事情を明かす。
「新実アナは昨年夏に銃撃され死去した安倍晋三元総理に関して、担当するニュース番組『報道ランナー』内での発言で炎上しました。局サイドは最終的に、今春には番組もろとも終了する判断を下し、新実アナは報道担当からスポーツ担当へと変更になった。とはいえ、ツイートに関してはまだまだ政治的な発言が多く、局内で『消させた方がいいのでは』との意見が出ていた。そこで全消去となったようです」
この「強制措置」について、別の放送関係者は、
「ここまできて全消去させるとは、本人にとっては気の毒ですが、会社員と発信者のはざまで悩んでいるのではないですか」
京都大出身の秀才は、今後も局アナとしての器に収まるとは考えにくいが…。