スポーツ
Posted on 2023年08月04日 17:58

なでしこジャパン決勝T進出でも表情がこわばる「最低でもベスト8」崖っぷちの重圧

2023年08月04日 17:58

 サッカー女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で、日本代表「なでしこジャパン」は決勝トーナメント第1戦・対ノルウェー(日本時間5日・午後5時開始)を迎える。最新の世界ランクは日本が11位、ノルウェーが12位だ。

 1次リーグ3戦3勝は世界一になった2011年ドイツ大会でも達成できなかったロケットスタートになった。しかし、強豪スペインに4-0と圧勝した試合で歴代3位タイのA代表139試合出場を果たした熊谷紗希主将は、「次、負けたら日本に帰るだけになるんですから」とその表情は硬かった。

 日本の女子サッカーを取り巻く環境は土俵際だ。2011年のW杯世界一から国内での人気は残念ながら右肩下がり。サッカー担当記者が語る。

「日本の女子サッカー人口は全国5万人台で推移しています。世界ランク1位の米国は何人だと思いますか? 160万人を超えている。この差はもう埋められないし、追いつかないでしょうね」

 苦肉の策で2021年にスタートした女子プロサッカーリーグの「WEリーグ」だが、平均観客動員数(22年シーズン)は7894人と寂しい限り。今回のスペイン戦後、池田太監督は選手たちを賞賛しながらも、

「1次リーグ突破したぐらいでは日本に女子サッカーブームに火がつくことはありません」

 と危機感を口にしていた。それを最も認識しているのが熊谷主将で、

「最低でもベスト8以上進出しなきゃ日本の皆さんは見てくれないと思う」

 とも語っている。

 負けたら帰国の決勝トーナメントだが、なでしこジャパンにとって負けた時点で女子サッカーの地位が急降下するのは確実。大きな十字架を背負ってノルウェー戦に挑む。

(小田龍司)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月24日 07:15

    ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 11:30

    一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 13:30

    これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク