清武氏が会見で疑問を呈した渡辺会長の「統治能力」。読売グループ内でも“暴君”の老醜ぶりは、もはや見るに耐えないありさまだという。水面下では「ナベツネ・クーデター」の動きも進行しているようで‥‥。
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清武氏が渡辺会長に反旗をひるがえし、事態が泥沼化の様相を呈する中、読売新聞グループの複数の経営幹部の間から今、不穏な声が沸き上がっている。読売新聞東京本社のさる経営幹部が、絶対匿名を条件にこう明かす。
「今回の騒動は清武氏1人が企図して起こしたものではない。実は清武氏が最初の電撃会見を敢行するかなり前から、複数の元経営幹部や現経営幹部らが背後で糸を引いていた。騒動勃発後は、同調者も増えつつある。ズバリ、清武の乱は『反ナベツネ・クーデター』の開始を告げる狼煙であり、ついに本格的なナベツネ降ろしが始まったということだよ」
読売新聞グループ内で胎動を始めた、かつてない規模の地殻変動。その端緒は今年6月、他ならぬ渡辺氏が断行した、電撃的な役員人事にあった。
この人事では、渡辺氏の腹心中の腹心として知られた内山斉読売新聞グループ本社社長が同顧問に、老川祥一読売新聞東京本社社長がグループ本社の最高顧問に退けられるなど、「ポスト・ナベツネ」の呼び声の高かった面々が次々と閑職に追いやられている。経営幹部が続ける。
「この6月人事以前に左遷された松井義雄元東京本社会長、滝鼻卓雄元東京本社社長・元読売巨人軍オーナー、朝倉敏夫元グループ本社副主筆・元東京本社副社長らも同じ境遇の面々。内山氏は清武の乱の火消し役として、マスコミの取材に積極的に応じているが、腹の中には複雑な感情が渦巻いているはずだよ」
そしてこの経営幹部は声を潜めて、こんな驚きの事実を明かすのだ。
「ナベツネに退けられた元経営幹部の中には、夜な夜な酒席での密談を重ね、クーデターへの布石を打ってきた者がいる。当然、彼らの一部は清武氏ともひそかに接触を図っていた」
反ナベツネ・クーデターを画策しているのは元経営幹部だけではない。
くだんの6月人事では、グループ本社社長・東京本社社長に抜擢された白石興二郎氏、グループ本社取締役・西部本社社長に抜擢された弘中喜通氏、グループ本社取締役・大阪本社社長に抜擢された太田宏氏らの面々が、新執行部として渡辺氏の直系ラインに引き上げられている。ところが、
「新たな近習に連なった面面の中にも、清武氏とひそかに内通してきた者がいる。最近は様子見だった連中も参戦の構えを見せており、ナベツネ独裁はまさに崩壊のプロセスに突入しつつある」(前出・経営幹部)
このような内情を暴露してはばからないのだ。
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