スポーツ
Posted on 2023年09月01日 17:58

歓喜のバスケW杯】「諦めの悪い男」比江島慎に徹底的にやれと命じたトム・ホーバス監督の「神指令」

2023年09月01日 17:58

 人気バスケ漫画「スラムダンク」の三井寿にちなんで、バスケットボールW杯公式Xが名付けた、日本代表の「諦めの悪い男」比江島慎が8月31日のベネズエラ戦で「奇跡の逆転劇」を呼び込んだ。

 15点差を追う第4クオーター、残り8分12秒から比江島が3点シュートを立て続けに決める。残り1分55秒、1点差に迫ると馬場雄大のスティールからのレイアップを決め、直後のフリースローも成功して、逆転に成功。

 さらに残り47秒に、この日6本目の3点シュートでダメ押し。終わってみれば、代表最年長がチーム最多の23得点をマークしたのだった。

 東京五輪では3連敗で予選敗退と、いいところがなかった日本代表だが、このW杯ではすでに2勝を挙げている日本が9月2日のカーボベルデ戦に勝利してアジア1位になれば、来年開催のパリ五輪出場がすんなりと決まる。自力での五輪出場となれば、48年ぶりの快挙だ。

 京都の洛南高校で高校バスケの頂点を競うウィンターカップ3連覇、青山学院大進学後から日本代表に選ばれてきた比江島だが、世界の壁には阻まれ続けた。同年代の日本代表はすでに引退。男子代表監督が、東京五輪で女子バスケを銀メダルに導いたトム・ホーバスに代わり、比江島もホーバス監督の指導を受けてみたいと言いながら、この2年間、言行は一致していなかった。

 親善試合などで「得意のステップを生かした3点シュートを第一に考えて」と再三、ホーバス監督に言われているものの、そのプレースタイルは日本の実業団チームにはないとして頑なに自分流を曲げなかったことを、熱心やバスケファンやバスケットボール専門誌に指摘されていた。

 それでも自分の指導方針に合わない、めんどくさいベテランを日本代表に選び続けた、ホーバス監督。国際試合で1勝もできていないのに、日本の弱小プレースタイルにこだわり続けたのかどうかは、比江島本人にしかわからないが、今回のW杯前のインタビューでは、比江島が自らの殻を破り「3Pシュートを決める」と、ホーバス流の戦法で勝つと話していた。

 体力と体格で圧倒的に不利なアジア選手が3点シュートで稼いでいく戦法は、東京五輪の女子バスケ銀メダルで結果を出している。負けられない次の試合、ホーバス監督の神采配が決まるか。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク