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西武・山川穂高はFA権取得でも「金銭的ペナルティー」「関係がこじれて自由契約」の危険度

 1、2軍公式戦出場を無期限停止の処分を受けている西武の山川穂高が、今シーズン終了までに国内FA権の取得条件を満たす見込みだ。9月11日に日本野球機構(NPB)のパ・リーグ統括が明らかにしたもので、「故障者特例措置」が適用されるという。

 これはいったい、どういうことか。山川は4月9日のソフトバンク戦の試合中、右ふくらはぎを痛め、翌日1軍登録を抹消された。4月27日の2軍戦に出場するまでの期間が加算され、これでFAに必要な1軍登録日数に達する計算になる。すでに西武からNPB側に申請があったという。球界関係者が語る。

「山川は昨年オフ、球団の4年契約提示を断り、単年契約を選択しました。FA移籍をニラんでの動きでしたが、形としては予定通りFA権取得までこぎつけた。ただ、企業イメージ低下を心配して、高額年俸で獲得する球団が現れるかは別問題。女性トラブルの金銭的ペナルティーを球団がどこまで課すのか、あるいは来季年俸にどう反映させるのかで変わってくるでしょう。山川と球団が揉めれば最悪の場合、自由契約になる可能性もはらんでいます」

 検察から不起訴処分を受けたとはいえ、まだ女性側と完全に手打ちにまでは至っていないとされる山川。本人、球団両者の出方はどうなるか、見ものである。

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