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記事全文を読む→V奪還を期す巨人・阿部慎之助監督の「アレではなくアベ」戦略ってナニ?
「阿部慎之助のカラーを作っていかないとね」
これは情報番組「サンデーモーニング」(TBS系)に出演したDeNA初代監督・中畑清氏の、巨人・阿部慎之助監督への助言である。野球解説者の落合博満氏が、
「コーチの時にいくら勉強しても、そのやり方を継承していくのではない。自分で新たなものを作り上げないといけない。勝つためにどういうことを真剣に考えてやっていかないと、足をすくわれかねない」
と持論を展開し、それを受けての中畑氏の言葉だった。
その阿部新監督は、原辰徳前監督とともに出席した監督交代記者会見(10月6日)で、
「巨人軍には最高のファンがついていると、私は思っています。その最高のファンの皆さんとともに、喜びをSeptember(9月)に味わえれば嬉しいです」
ミスターや原監督を彷彿させる言い回しを繰り出したのだった。続けて、
「そしてセ・リーグは今年度、『アレ』で盛り上がってます。来年度は『アレ』ではなく『アベ』でいきたいと思います」
今から遡ること4年。阿部監督がチームメイトの前で現役引退を報告したのは、シーズン終了間際の9月23日だった。翌24日には巨人のYouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉でその模様の一部が公開される。巨人が5年ぶりのリーグ優勝を決めたことから、
「これからもっと大事なゲームがあるので、僕もその一員として、最後まで必死で頑張るので、皆さんも一緒に日本一になって、僕の有終の美を飾らせてください」
そう熱く語ったのである。だが、巨人は日本シリーズでソフトバンクに敗れ、有終の美を飾ることはなかった。
V奪還が義務づけられる阿部新監督。口にしたはいいが、曖昧模糊とした「アベ」の中身を問いたいところだ。
(所ひで/ユーチューブライター)
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