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記事全文を読む→【沖縄交通事情の闇③】マイカー通勤帰りに「白タク営業」する会社員
沖縄旅行をする上で、旅行者が「特に不便だと感じる」のが交通事情だ。電車が走っていない沖縄では、郊外や離島を観光する際はバス、レンタカー、タクシーを利用するしかない。今春、国頭郡を旅行した女性によれば、
「自動車免許を持っていないので、現地ではタクシーで移動しました。とはいっても、町中にはタクシーが全く走っていないため、配車アプリを利用したんです。ほとんどのアプリがエリア外で、使えたのは1つだけ。近くにいたタクシーは1台だけでした。旅行中に何度か利用しましたが、いつも同じタクシーしかいなくて、迎車時間が20分ほどかかりました」
バスは渋滞によって遅延、タクシーは運転手の人手不足により稼働率が半分に減少、さらに人手不足の影響でレンタカーすら足りていない、という悲惨な状況が続いているのだ。
その一方、沖縄でここ数年、問題視されているのが「白タク」の横行である。2017年には白タク行為をしたとして中国籍の男2人が逮捕されており、白タク操業の中国人運転手は100人以上もいると報じられた。沖縄在住の女性は、
「白タク行為は当たり前に行われている」
とそう語った上で、こんな裏事情を明かすのだった。
「私が住んでいるのは郊外なので、タクシーよりも安い白タクを利用している人は多いです。白タクとのやり取りはネットの掲示板で行われ、空港から市内までであれば2000円から3000円ほどと、タクシーの半額程度。中高生が友達と遊んで遠出する時に、白タクを使うこともありますね」
車を持っていない未成年者が、日常的に白タクを利用しているというのだ。この女性が続ける。
「とある知り合いは那覇へ通勤しているのですが、その帰りついでに白タクをやっていると言っていました。『友達』だと口裏を合わせてしまえば、白タク行為がバレることはほとんどないのだと。外国人ならともかく、日本人の白タクを取り締まることはかなり難しいと思いますね」
タクシー並みに数が増え、さらに料金が安いとなれば、白タクを利用する日本人旅行者も増えかねない。観光客のニーズに対応するためにも、沖縄ではいち早く交通事情の改善に取り組むしかない。(おわり)
(東堂遼)
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