スポーツ

羽生結弦のケガで浮上した医療体制の“疑問”と衝突への“疑惑”

20141118hanyu

 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦中国杯の練習中に中国人選手と激突し、頭部挫創、左太もも挫傷など5カ所に渡ってケガを負った「氷上の王子様」羽生結弦(19=ANA)。アクシデントを乗り越えて2位に入賞したのはよかったが、ケガを押して出場したことについて、多くのメディアで批判が相次いでいる。

「幸い、骨折や腱の負傷がなかったものの、脳への影響も考えられただけに、強行出場を許可したコーチを始めとする関係者の判断には問題があります。今後の体調への影響も心配されますし、さらにはケガした羽生選手に担架すら出さなかった中国側の医療体制にも、疑問を感じます」(スポーツ誌記者)

 奇しくも反日感情の強い中国で起きた今回のアクシデント。一部では、相手の中国人選手に疑惑の目が向けられているが……。

「後ろ向きに滑っていた羽生選手に対して、前向きで滑っていた中国のエンカン選手が故意にぶつかった。そんな声がネットを中心に巻き起こりました。しかし、これは考えられない事です。エンカン選手は中国若手のエースで、今回もショートプログラムで3位と好位置につけていましたが、事故のせいでフリーでは7位に、総合順位では6位と惨敗。ケガをしては元も子もありません。しかも二人は仲の良い友人でもあります。故意にぶつかったとは考えられませんね」(日本スケート連盟関係者)

 羽生選手のケガは全治2~3週間。28日に開幕するNHK杯への出場は微妙となったが、じっくりとケガを治し、グランプリ・ファイナルで万全の演技を見せてもらいたいものだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか