スポーツ

「あれ誰?」中田英寿は今のサッカー日本代表選手を知らなかった衝撃証言

 アトランタ五輪(1996年)サッカー日本代表の前園真聖氏が、自身のYouTubeチャンネルに当時の仲間である服部年宏氏を招き、中田英寿や路木龍次ら五輪メンバーの思い出を語り合った。

 アトランタ五輪のメンバー全員で同窓会をしたいということで、登録選手のリストを見た前園氏は、

「どこにいるのかわからない人もいるし、会っている人には会っている…」

 と、疎遠になっている人がいると告白。具体的には森岡茂、菊池利三、路木龍次、廣長優志の名前を挙げ、どこで何をしているのかわからないと話した。服部氏は、

「菊池利三と路木龍次が揃ったらすごいね」

 と苦笑い。前園氏も2人がどんな話をするのか想像がつかないと頭を抱えた。

 ここでスタッフから中田英寿を呼ぶのは難しいのかと聞かれた前園氏は、

「ヒデは出ない」

 と断言。服部氏もそれに同意した。そもそもこのYouTubeチャンネルをやっていることすら知らないだろうと前園氏は明かした。

 服部氏は最近、その中田氏と会ったという。

「去年の日本対ブラジルの試合で、2002年日韓大会の代表選手が集められ、試合を観てレセプションにも参加した。試合を観ていたらヒデが『あれ誰?』って、今の代表選手を全然知らない」

 中田氏と仲がよくゴルフをすることも多い前園氏は、

「サッカーを観ていないからね。今の選手も知らないし。まだ俺はちょっとサッカーに携わって仕事しているけど、ヒデはほぼゼロ。自分のやりたいことにまっすぐ」

 と中田氏の生き方を明かした。

 3度ワールドカップに出場した日本代表の司令塔が、今はサッカーと決別しているのは寂しい限り。自身の経験や技術を次の世代に伝えていってほしいものだ。

(鈴木誠)

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