スポーツ
Posted on 2023年11月29日 09:58

「僕は何者なんだと…」サッカー元日本代表・李忠成が吐露した「帰化の真相」

2023年11月29日 09:58

 サッカー日本代表として活躍し今季限りで引退した李忠成氏が、なぜ日本に帰化したのか、鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演し理由を明らかにした。

 李氏はFC東京に入団したプロ1年目にU-19韓国代表候補に選ばれ、合宿に参加。そこでこんなことがあったという。

「自分は韓国人だと思っていたが、韓国で『お前は純韓国人じゃない。かといって日本人でもない』と言われた。僕は何者なんだと自分のアイデンティティが壊れた。帰化して活躍することで僕と同じような境遇にある在日韓国人や在日イタリア人、在日アメリカ人などどんな人にも、元気を出してもらえればいいなと思った。だから、『李』という名前を残したかった」

 帰化を決めてからはちゃんとした人になるべきと考え、服装や言動、所作などすべてを変えたという。

「だから五輪に絶対出ないといけなかった。評価は変えられるけど、結果は神様でも変えられない。僕はストライカーだったので、ゴールという結果は消せない。続けていけば日本代表にもなれるし、五輪に『李忠成』として出られる。そのことで同じような境遇の人が希望や元気を持てればいい」

 しかし、出場した北京五輪はナイジェリア、オランダ、アメリカとグループリーグを戦い、3試合で1点しか奪えず3連敗に終わった。理由を李氏は、

「五輪を欧州のスカウトの目に留まるための大会だと、みんな捉えていた。個がどう輝いてビッグクラブに行くのかという感じだったので、まとまりがなかったことが結果につながった。やりきったという気持ちはない。ボコボコにされて終わった。得たものはない」

 と振り返った。

 李氏はその後、日本代表として11年のアジアカップに出場。決勝のオーストラリア戦で豪快なボレーシュートを決めて優勝に貢献。同じ境遇の人に元気と勇気を与えたのは間違いない。

(鈴木誠)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年10月30日 11:30

    今年も園遊会に招かれなかった。いつかお声がかかる日が来るかもしれないと、ブックオフで値下げされていた「皇室入門」という新書まで購入し、熟読しているのに、いまだお呼びがかからない(笑)。ちなみに園遊会とは天皇・皇后両陛下が各界の功労者らを招き...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年11月02日 11:45

    10月30日に秋季キャンプを始動させた巨人の映像が流れ、高橋由伸ヘッドコーチと清水隆行打撃チーフコーチの就任が紹介された直後だった。11月1日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で駒田健吾アナウンサーが「上原さんは、ピッチングコーチは?...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年11月02日 15:30

    脳梗塞で療養中だった伊達みきお(サンドウィッチマン)が、10月31日の「サンドウィッチマンザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送)で、2カ月ぶりに復帰した。「さあ、時刻はお昼の1時を回りました。こんにちは。サンドウィッチマンの伊達みきおで...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク