もう真夏の外出は、根性で乗り切る時代ではないらしい。気象庁は今年、最高気温40度以上の日を「酷暑日」と新たに決めた。猛暑日を超える暑さが日常化したことで、服そのものが冷却機器になる流れも加速している。これまでのファン付きウェアは「現場作業用...
記事全文を読む→下腹植毛部を無残に破壊された南極2号は観測船から海に捨てられた/「南極1号2号」開発秘史(6)
第1次南極地域観測隊の男性越冬隊員用に準備された「保温洗浄式人体模型」のうち、「南極1号」と呼ばれた一体については南極到着後、未使用のまま帰りの船内で処分されたか、南極の氷原で氷葬に付されたとされている(前回記事参照)。では「南極2号」と呼ばれたもう一体は、どのような運命をたどったのか。
新田次郎の実録的小説「氷葬」によれば、南極1号のあまりにもグロテスクな姿を目の当たりにした越冬隊長が、南極2号については梱包を解かぬまま、折り返し帰還する砕氷船「宗谷」に積み込ませて返送したとされている。この点については別の文献にも同じ記述が存在しており、ほぼ事実と考えて間違いないだろう。
しかし、南極2号の「その後」については、公式記録も文献も残されていない。そんな中、新田の「氷葬」は、折り返し帰還中の宗谷で発生した珍事が鮮やかに描かれていた。
好奇心を抑え切れなくなった3人の船員が、南極2号が積み込まれている船倉に忍び込み、その梱包を解いて中を確かめた時のことだ。
下腹部に黒ブタの毛が密植された、両手両足のないグロテスクな人形。「氷葬」には2人の船員が「使う気が起こらない」「返送するのも当然だ」との感想を述べる中、いささか酔っていた3人目の船員が「なあに、使おうと思えば、使えるさ」と叫ぶや、南極2号に挑みかかっていった顛末が次のように記されている。
〈第三の船員はズボンを取ると、その人形に覆いかぶさって行った。(中略)第三の船員の叫び声が起った。彼はワセリンを使わなかった。彼は彼自身を押えて飛び退いた。使用法を誤ったので自身に擦過傷を負ったのである。その船員は、わけのわからぬ怒りの叫び声を上げると、力一杯、人形の恥丘を踏みつけた。ブタの毛の恥丘は醜くつぶれた〉
新田によればその後、下腹部が無残に破壊された残骸を発見した船長は、南極2号を船上からの「水葬」に付すよう、部下に命じたという。
南極1号2号の数奇な運命を考えると、ベールに包まれてきたその歴史は「秘史」であるとともに、なんとも名状しがたい「哀史」であったとも言えるだろう。
ちなみに南極1号2号以降、新たな保温洗浄式人体模型が南極に持ち込まれたという記録や証言は存在しない。(文中敬称略。おわり)
(石森巌)
アサ芸チョイス
ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...
記事全文を読む→一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...
記事全文を読む→これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...
記事全文を読む→

