「中日にトレードされていました…。ホンマにビックリした。後ろに(中田)翔さんもいて、夢の中だけど、めっちゃ歓迎してくれました。ビックリしました」
「夢の中だけど」というように、これは巨人・岡本和真が見た初夢だという。いったいなぜ、こんな風景が出てきたのか。野球解説者・江川卓氏が1月24日、自身のYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉で分析するには、
「バンテリンドームってホームランになりづらいじゃないですか。去年41本ホームラン打ったんだけど、ホームランが常に頭にあるんだと思いますよ」
その上で、こうも「解説」するのだ。
「夢ってたぶん、何か気になってる時に見るので、中田翔さんが(昨年)中日に行かれた(移籍した)っていう認識があるので、それで中日にトレードっていう夢を見たんでしょう。次の目標って50本だと思うんですよ。それを打ちたいと思っているのが夢になったんじゃないかと想像しますけど」
かく言う江川氏も、
「僕もここ(腕を振りかぶりボールを離す直前)で投げられなくなる夢をいっぱい見ましたから。現役中に。怖いですよ。投げようとしてもボールが離れないんですよ。だから岡本さんのトレードの話(夢)は、ホームランを気にされてるんじゃないかと思うんですよ」
昨シーズン、自身キャリアハイの41本で3度目の本塁打王に輝いた岡本だが、50打席以上の球場別の内訳を見ると、東京ドーム18本、マツダスタジアム7本、横浜スタジアム3本、そしてバンテリンドームは甲子園に並ぶ2本だった。
今シーズン、岡本はバンテリンドームでホームランを増産できるか。
(所ひで/ユーチューブライター)