芸能

本田翼の“アオハルスマイル”を引き出した、江角マキコの「教育」

20141216esumi

 12月13日に主演映画「アオハライド」が公開された本田翼。事務所のイチ押しタレントだけに、これまで出演作こそ多かったものの評価は低く、「演技は学芸会以下」(ドラマ関係者)と酷評されてきた。だが、ことこの作品についてはかなりの高評価で、代表作と言えるデキの良さだという。その理由を芸能ライターが語る。

「本田は漫画オタク。一人暮らしの自宅には500冊を軽く超すコミックがずらり。月に10~15冊を購入し、休日には布団にくるまって読みふけるのが至福のひとときだ。『ONE PIECE』など全巻大人買いしたシリーズも数多い。この映画の原作漫画にも、ヒロイン起用が決まるずっと前からハマり、思い入れがハンパなかった」

 撮影は地方で、共演者たちと40日間の合宿生活だったという。

「人一倍人見知りで、自分から話しかけるのも無理だという本田だが、何が何でも演じぬいてみせると、休み時間に漫画を読むことを封印、ゲームの持ち込みもやめ、共演者と打ち解けるのに全力を注いだ。その甲斐あって、恋人役の東出昌大ともあだ名で呼び合うほどの仲になった」(前出・芸能ライター)

 本田の芸能界入りのきっかけは、中学時代。買い物中の原宿と渋谷で1日7回同じ事務所からスカウトを受けたことがきっかけ。Seventeenでモデルデビュー。その後、CM、バラエティ、ドラマなど幅広く活動。そして、女優としての転機となったのが、昨年出演のドラマ「ショムニ2013」(フジテレビ)だった。

「江角マキコの出世作で16年ぶりのドラマ化だったが、同シリーズの共演者を刷新、新メンバーとして起用されたのが本田だった。ドラマの番宣のため、同じ局の『SMAP×SMAP』のビストロSMAPコーナーにショムニメンバーで出演。一番年下の本田は、居並ぶ“小姑”たち(江角マキコ、堀内敬子、森カンナ、安藤サクラ、ベッキー)から小言を連発され、右往左往。『台本を読んでこない、一番NGが多い、他人の話を聞いていない、休み時間に漫画を読み漁って会話に入らない、目上にタメ口を言う』という、何とも耳に痛いものばかり。あれで女優をナメていたことを改めて思い知らされた。江角もいいこと言うもんだ、ともっぱらだった」(テレビ誌記者)

 スクリーンでの愛くるしい笑顔の裏には、江角マキコの厳しい「教育」があったようだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
5
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」