本田翼が再び、演技の仕事へのモチベーションを取り戻したようだ。
写真週刊誌「FLASH」に掲載されたのは、スタッフに差し出された日傘の下でリラックスした表情を見せる本田の姿。7月期ドラマの撮影中のひとコマだという。
その作品は、カンテレ・フジテレビ系で7月1日から放送される火ドラ・イレブン枠ドラマ「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」。主演は本田だ。
月刊漫画誌「JOUR」で連載中の同名漫画のドラマ化で、本田が演じるのは看護師の浅田南。勤務先で出会った真中北(岩瀬洋志)にひと目惚れし、パン屋の比留間東子(志田未来)、書店員の西野悠(増子敦貴)と3人で北の愛を3等分してシェアするという、新感覚のラブコメディーだ。
本田にとっては2022年10月期のドラマ「君の花になる」(TBS系)以来、3年ぶりの主演作で、フジテレビ系ドラマは初主演となる。
「その『君の花になる』の視聴率が爆死状態で、本田の演技への批判もあったことから、女優業としてのやる気をすっかりなくしてしまったと囁かれていました。それだけに、今回の復活は喜ばしいこと」(テレビ誌記者)
本田といえば、かつてのCM女王。「タレントCM起用社数ランキング」では、2021年に16社で首位を獲得。翌年も16社で2位につけたが、2023年には8社と半減した。翌2024年にはランキング圏外へと下降してしまっている。
「視聴率が取れないことや演技力のつたなさが原因でドラマ出演が減っていったと言われ、それがテレビでの露出減とCM減につながったと指摘されていました。本田は以降、YouTubeなど配信やビューティーブランドの立ち上げなどに関わり、女優業からシフトしていった。それでも再び、女優としての復活を期しているのかもしれません」(テレビ局関係者)
本田は9月公開予定の映画「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」にも出演予定だ。
テレビCMは現在「bitFlyer」が目につく程度だが、ドラマ主演を機に、再びCM女王に返り咲くことができる…か。
(石見剣)