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記事全文を読む→武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈ロブチェンの三冠達成もある〉
皐月賞の上位5頭の種牡馬は、ワールドプレミア、ポエティックフレア、シスキン、リオンディーズ、フィエールマンという意外な並び。ロードカナロア、キタサンブラック、キズナ、エピファネイア、レイデオロといった種牡馬リーディング(5月10日終了時点)上位の名はここになく、リオンディーズが辛うじて13位にいるという形になっている。このことが、今年の3歳牡馬のレベルが疑いの目で見られる1つの理由だが、時計面の比較で言えば決して低レベルではない。
ロブチェンが刻んだ1分56秒5は、古馬もひっくるめて中山芝2000メートルのレコード。みずから逃げての時計だけに、その価値は高く、リアライズシリウスに並びかけられた直後に、一瞬でギアを変え、重心を低くして伸びた姿は間違いなく一流馬のそれだった。
この東京開催は6週間。前3週が最も広いAコースで、4~5週は内から3メートルの仮柵が張り出すBコース。そして、ダービーの週は、さらに3メートル内ラチが外に移動するCコースで行われる。
中山コースなら「内枠を引いた先行馬を狙え」ということになるわけだが、直線が長い東京コースは、それでも内を通る先行馬が絶対に有利とは言えない。
この日本ダービーも馬場の外目から飛んでくる馬がゼロなはずはない。とはいえ、展開の読みだけで取れるほどGⅠの馬券は甘くない。印も力勝負で打つ。
「まだネジが締まりきったわけではない」というロブチェンだが、それでいて皐月賞のあのパフォーマンスができるのだから末恐ろしい。ワールドプレミアの子だけに、距離が延びるのも大歓迎で、二冠の可能性は高い。というか、二冠達成なら三冠目のほうがたやすい気もする。そこまでの名馬なのかどうかはまだわからないところもあるが、ダービー馬に最も近いのは、やはりこの馬だろう。
リアライズシリウスも評価を下げる理由がない。脚質が先行で固まっているのも好感が持て、力を出しきる可能性は非常に高い。
3番手は、ほぼ横一線。前走(京都新聞杯)2着でもギリギリで出走権に届いたベレシートは人気になりそうだが、その時の勝ち馬コンジェスタスも魅力たっぷり。戸崎騎手が継続騎乗するグリーンエナジーの巻き返しも十分ありそうだ。
他には武豊騎手のゴーイントゥスカイ、ルメール騎手のパントルナイーフだって無視はできない。
人気の盲点を買うなら、フォルテアンジェロ。父フィエールマンならスタミナはたっぷりで、ジワジワとブレイク中の荻野極騎手がここで全国区へ羽ばたくシナリオはありえる。
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