社会
Posted on 2024年03月25日 17:55

昭和の「超常パニック」ガクブルTOP20(4)口裂け女に新説「広告代理店が流布!?」

2024年03月25日 17:55

 8位は「こっくりさん」。つのだじろうの「うしろの百太郎」で紹介されて流行。集団ヒステリーを起こすなど、学校によっては禁止令が出て問題になったが、

「僕の地元では『キューピットさん』と呼ばれてました。兄と2人でやりましたが、今思えば絶対に兄が動かしていた。呪文の途中で指を離すと『十円玉から指を離しちゃダメ。お前、明日死ぬ』と脅されました」(桐畑氏)

 9位の「白蛇占い」は紫頭巾の占い師・泉アツノ。

 イタコの降霊儀式のようにみずからを「白蛇」に憑依させ、声を変えて白蛇になりきる。憑依が終わると、我に返り笑顔で「こんなん出ましたけど~」のお決まりのセリフは流行語となった。

 トップ10ラストの登場前に、10位以下でも熱い推しがあった声を紹介しよう。

「子供の頃、素手で体内から病巣を摘出する『心霊手術』に度肝を抜かれた。今ならインチキ手術とわかるが、当時はテレビを見てフィリピンに患者が殺到した」(64歳造園業)

「〝人パンジー〟のオリバー君にはぶったまげた。人間とサルの間に生まれたという設定でテレビでは花嫁募集までしていた。エマニエル坊やよりも心に刻まれた外タレです」(61歳)

 人間似のオリバー君は後に、チンパンジーに認定されている。

 気を取り直そう。10位には「口裂け女」が滑り込んだ。

「聞いた話ですが、口裂け女って噂話はどれくらいの時間で広がっていくのかを広告代理店がリサーチするために仕掛けた実験という説があります。例えば地方でコーラのイチゴ味を試験的に発売したとして、どのくらいで口コミが広がるかとか。口裂け女は岐阜発祥説もあり、口コミの実験の地として日本の真ん中にある岐阜はうってつけだったのかも」(徳光氏)

 確かに「整形の失敗で口が裂けた」「その執刀医がポマードを付けていたからポマードが嫌い」など、妙に設定が細かく、大人が仕掛けた臭いがプンプンするが‥‥。徳光氏はその出没時刻に注目する。

「出没するのは夕方の下校時間なんです。これは『日暮れ前に児童を早く帰宅させる』という優しさがあったのかもしれません」 

 令和にはパーペキ不適切でも、昭和のミステリーには不思議とほっこりメルヘンな記憶が蘇える––。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年04月26日 08:30

    3月から4月にかけて、地方などの首長選で自民党推薦候補が相次いで敗北している。高市内閣が依然として高い支持率を保つのに、だ。PR会社関係者が明かす。「4月12日の東京・練馬区長選では自民などが推薦し、小池百合子都知事も支援した前都議が圧勝す...

    記事全文を読む→
    社会
    2026年04月24日 11:30

    まさに「泣きっ面に蜂」である。ほかでもない、「後発地震」と「山林火災」と「クマ出没」という、未曽有の「三重苦」に見舞われている岩手県大槌町の被害実態だ。町民の心胆を寒からしめているコトの次第を、時系列に沿って追ってみると…。三陸のリアス式海...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年04月29日 15:00

    中国で今、国防の要となるエリート科学者たちが、まるで示し合わせたかのように次々と謎の死を遂げている。公表されているだけでも、その数は9人。死亡者の年齢は26歳から68歳までと広いが、中国メディアやSNSでは「深夜の交通事故」など、その死亡原...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク