芸能

結婚直後の高嶋政宏に落とされた元交際相手の「妊娠と堕胎」暴露爆弾/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

「翔んで埼玉」シリーズの武内英樹が監督を務める7月公開の映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」で「最強内閣」のうち、農業政策の一翼を担う農林水産大臣・徳川吉宗役を演じるのが、個性派俳優の高嶋政宏だ。

 高嶋は父・忠夫と母・寿美花代夫妻の長男で、弟の政伸も俳優という、いわゆる芸能人一家で生まれ育ったサラブレッド。

 しかし、弟夫妻には2011年、泥沼の離婚騒動が勃発する。弟の裁判の渦中、出演するミュージカル「エリザベート」の制作会見に臨んだ政宏は弟の離婚問題に触れ、

「泥沼騒動ですよね。泥沼は目の前にあったら避けていけるのに、ねえ。パソコンを人生初めて買ったので、使えるようになって政伸の記事を心置きなく見たいですね」

 ブラックジョークを飛ばして報道陣を沸かせたのだった。

 実はロングラン・ミュージカルでの共演がきっかけで高嶋が結婚相手に選んだのが、 現在の妻であるシルビア・グラブだった。2人は2000年の「エリザベート」で初共演。その後、交際を経て2004年12月14日、晴れて婚約記者会見に臨むことになった。

「初日の舞台稽古が終わって可愛いなと思いました」

 と言う高嶋に対し、シルビアは頬を赤らめてこう語る。

「後ろの席に座り、なんて背中の広い人なんだろうかと。スイス人の父もそうで、ガタイがいい人に魅力を感じていました」

 彼女は日本人の母を持つ、東京都出身。インターナショナルスクール卒業後はボストン大学に留学して、声楽科へ。帰国後の1997年に「ジェリーズ・ガールズ」で日本初舞台を踏んだ。

「シチューとか洋風料理がおいしい。子供はできるだけほしいですね」

 そう高嶋が語る理想の夫婦はむろん、両親。2人見つめ合いながら、

「あの年までいって、本当に夫婦だと思います」

 と言って会見を締めくくった。

 ところが、である。この記者会見をテレビで見ていたある女性が、翌2005年に衝撃告白をブチかます。「週刊新潮」で「私はあなたの子供を堕ろしました」という衝撃的なタイトルとともに、高嶋の子供を妊娠、中絶した事実を明かしたのである。

 告白した沢ちひろ氏は、レベッカの「ラブ イズ Cash」をはじめ、沢田知可子の「会いたい」や近藤真彦の「ミッドナイト・シャッフル」などを手掛けた、売れっ子作詞家。記事によれば、2人は1993年から1995年にかけて交際。交際から2年後の1995年、沢氏が高嶋に妊娠を告げたというのだ。

 とはいえ、コトはだいぶ前の話。なぜあとになって告白したのか。彼女は「シルビアさんに、高嶋君の本当の姿を知らせたかったから」としているが、同時に「彼が婚約するのはいいですよ。でも記者会見をするなんて、デリカシーがなさすぎます」とも語っている。

 男女の仲というのはその別れ方により、その後の相手に対する感情は異なるものだが、高嶋にとってまさに青天の霹靂だったことは間違いない。忘れた頃の衝撃暴露に、芸能のサラブレッドが翻弄されることになったのである。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

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