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記事全文を読む→新春!テリー伊藤スクープ対談!「清原和博」が号泣激白(2)憧れた巨人軍への複雑な思い
テリー 巨人軍に入ってよかったと思う点、あと「あれっ!?」と思った点があったとしたら、何ですか?
清原 よかった点は、やっぱりその当時、監督が長嶋(茂雄)さんだったこと。堀内(恒夫)さんだったら入ってなかったですけども。
テリー ハハハ。清原さんは本当におもしろいなあ。
清原 自分が子供の頃の写真を見ると、巨人の帽子をかぶっているんですね。やっぱり(巨人軍に入ることが)夢だったので。一度はドラフトでああいうことがありましたけれど、やっぱり自分の夢は貫きたいな、と。実は当時、それ以上の条件が阪神から出たわけですよ。それでちょっとグラッときたんですけど(笑)。
テリー アハハ。そりゃそうだよね。
清原 やっぱりプロフェッショナルですから、条件のいいとこに行くのは当然です。で、親に相談したら「あんたの夢は何やったん?」と。あれだけ巨人軍に入りたかったんだろう、と。またあの時、阪神が3年間ずっと最下位という暗黒の時代でして。「そこでいちばん高い給料をもらったあんたが打てなかったら、うちの家、阪神ファンに燃やされるぞ。頼むから巨人に行ってくれ」って(笑)。
テリー ということは、親のアドバイスはけっこう大きかったんですか。
清原 大きかったですね。小さい頃から、迷った時には必ず両親に相談して。
テリー 巨人ファンとしてはうれしかったんですけどもね。巨人に入って、「ああ、入らなきゃよかった」とか思わなかった?
清原 いや、そういうのは全然なかったですね。自分で選んだ道が成功だ、と思いましたから。「巨人と阪神、どっちへ行って失敗した時に自分は納得できるだろうか」というふうに考えて。
テリー 実際入ってみて、巨人軍の他の選手との関わりは、どんな感じでしたか。
清原 僕、巨人軍の選手と、プライベートで一切食事や飲みに行ったりしてないんですね。
テリー あ、そうなんだ。
清原 優勝祝賀会の時だけ一緒にみんなでお酒飲みましたけど。プライベートで個別の選手を誘うと、やっぱり嫉妬する選手もいるわけじゃないですか。だから、キャンプの時も1人でササミばっかり食ってました。
テリー ここがまた誤解されてるところだよね。だって「清原軍団」って言われていたのにね。
清原 僕がクビを切られた時に、比較的仲のよかった選手たちがトレードに出されたりクビになったりしたので、心が痛かったです。
テリー 「クビを切られた」という言い方をしていましたけども、巨人を辞めた時はどんな思いでした?
清原 高輪プリンスホテルの一室に呼ばれて、「来季、キミとは契約しない。何かあるか?」と、清武(英利)さんに言われて。たった3分です。僕もプロですから、力がなくなったり、球団の方針が変わればクビを切られるのが当たり前だと思ってます。でも、やっぱり、いちおう9年間、左脚を捨ててまでも巨人軍のために戦ったわけで、せめて球団事務所に呼んでもらって「ご苦労さん」というひと言さえいただければ、僕も何とも思わなかったんですけども‥‥。
●ゲスト:清原和博(きよはら・かずひろ) 1967年生まれ、大阪府出身。83年夏、PL学園の1年生にして4番を打ち、5期連続で甲子園に出場し、史上最多の13本の本塁打を放つ。85年、ドラフト1位で西武に指名され入団。86年、打率3割4厘、本塁打31本、打点78で最優秀新人賞を獲得。96年にはFA宣言で読売巨人軍に移籍。05年にオリックスに入団し、サヨナラ安打およびサヨナラ本塁打歴代トップに立つ。08年シーズンをもって現役を引退、現在に至る。
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