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記事全文を読む→「先生の白い嘘」はハラスメント映画か!主演・奈緒が要望した性描写コーディネーターを監督が拒絶
元モデルで女優の奈緒が主演した映画「先生の白い嘘」が、7月5日に公開された。
同作は、男女の「性の不条理」に切り込んだ鳥飼茜原作の同名コミックの映画化で、奈緒の体当たり演技が注目されている。
暴力的な性描写があることから、R15+指定になっている同作だが、公開を翌日に控えた4日、三木康一郎監督がネットメディアのインタビューで語った内容が物議を醸してしまった。
なんと、性的描写シーンの撮影について「インティマシー・コーディネーター」を入れるよう奈緒から要請があったが、三木監督が拒否したというのだ。
「インティマシー・コーディネーターとは、映画やドラマなどで身体的接触や露出が多いシーンが必要な場合に、演出側と演者側のそれぞれの意向を聞き取って制作を円滑に進める、いわゆる調整役です。欧米で#MeToo運動が広がった2017年頃から導入が始まった、歴史の浅い職種ですが、日本では2022年10月期に放送された『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)で、地上波プライムタイムの連ドラとして初めて導入されました。今年1月期のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)でネタとして扱われたことで、初めてその存在を知った人が多いかもしれません」(映画ライター)
「先生の白い嘘」の撮影が開始されたのは2022年時点で、インティマシー・コーディネーターは撮影現場ではすでに知られている職種だった。脚本を読んだ奈緒が望んだのは自然なことだが、三木監督は奈緒の要望を聞かなかったことについて以下のように語っている。
「間に人を入れたくなかった」
「理解し合ってやりたかったので、奈緒さんには女性として傷つく部分があったら、すぐに言ってほしいとお願いした」
「描写にも細かく提案させてもらいました。性描写をえぐいものにしたくなかったし、もう少し深い部分が大事だと思っていました」
だが、こうした三木監督の言い分が「余計に不可解だ」と、前出の映画ライターは語る。
「ここまでの思いがあるのであれば、なおさら、なぜ俳優側が望んだインティマシー・コーディネーターの導入を拒んだのかが腑に落ちません。三木監督が同作の脚本を書き始めてのは約10年前で、10人前後の俳優から主演を断られた経緯があったとのことですから、せっかく演じることを承諾した奈緒をもっと大事に扱うべきなのですが…」
では、そうした経緯がありながらも、奈緒が最終的に三木監督の意向を受け入れたのはなぜなのか。本人は「少なからず傷つくことはわかっていました」と、相当な覚悟で決断に至ったことが見てとれる。ここで芸能記者が奈緒の心情を推察する。
「奈緒がオファーを承諾したのは2021~22年頃のようです。16年に映画初出演を果たした奈緒には当時、まだ連ドラ主演の経験もない状態でした。自身にとって、代表作と呼べるような作品に早く出会いたいという思いが強かったのではないでしょうか。もし、当時の奈緒が現在のような売れっ子だったとしたら、インティマシー・コーディネーターを入れない撮影を受け入れたかどうかは甚だ疑問ですね」
自分の好きなように撮りたい。女優として代表作を作りたい。双方の思惑が一致した上での、危険な綱渡りと言えそうだ。
だが、やはり撮影の内幕を知ると、当然の権利を突っぱねられた奈緒が後悔しているのではないか…。そう心配せずにはいられない。
(石見剣)
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