社会
Posted on 2024年07月07日 05:58

「カシオペア紀行」東北運行から引退で「撮るものがなくなった」撮り鉄の嘆き節

2024年07月07日 05:58

 6月28日に運行されたカシオペア紀行と、その車両の返却が6月29日に行われ、沿線にはいつもより多くの撮り鉄が詰めかけた。というのも、カシオペア紀行は東北エリアでの運行はこれが最後、という噂が広がったからだ。鉄道ライターが解説する。

「臨時特別急行列車の『カシオペア』は2016年に運行を終了し、以降は団体専用列車の『カシオペアクルーズ』『カシオペア紀行』として運行されてきました。E26系客車が老朽化しており、牽引する電気機関車も古くなっていることから、引退が噂されていたんです。カシオペア紀行は主に上野と東北地方を結ぶルートで運行されてきたきたのですが、今後の運行予定には東北地方へ行くプランがない。そこで今回を最後に、東北地方の運行が終了すると言われるようになりました」

 現在発表されているカシオペア紀行の運行予定は、上野駅を出発して宇都宮線を走り、小山駅で折り返して上野駅に帰ってくる、これまでにない短いツアーのみ。東北地方から引退の可能性は高そうだ。

 これに撮り鉄からは嘆き節が。「撮るものがなくなる」というのだ。列車は今も多く走っているのに、である。その事情を、前出の鉄道ライターが語る。

「撮り鉄は列車なら何でもいい、というわけではありません。通勤列車などは、車両引退の直前にならないと見向きもしません。人気があるのは国鉄時代の車両や、機関車が牽引する貨物列車、ブルートレインです。しかし、ブルートレインはすでに全廃されていて、残っている客車を使った寝台特急はカシオペア紀行だけ。それすらなくなったら、もう何を撮ればいいのか、という心境なんです」

 とはいえ、撮り鉄が撮影をやめるとは考えづらく、数少ない被写体に集中することになりそうだ。今後はこれまで以上に、撮り鉄が問題を起こす機会が増えるかもしれない。

(海野久泰)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月05日 11:00

    日本テレビの長寿演芸番組「笑点」の公式Xが、現メンバーの集合写真とともに〈【お知らせ】笑点がついに…重大発表6月7日(日)夕方5時30分から放送〉と6月4日に投稿した。1966年放送開始、今年で60周年を迎えたばかりの看板番組の「ついに」で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年06月11日 11:45

    プロ野球の元スター選手の息子が、詐欺容疑で逮捕された。事件としてはそれだけの話かもしれない。ただ、引っかかったのは事件そのものより、父親の仕事にまで響いたことだ。中日、オリックス、楽天で活躍し、引退後は解説者として親しまれてきた山崎武司氏で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月11日 20:30

    名物演芸番組「笑点」(日本テレビ系)が「テレビコメディーパネル番組(週間)の最長放送」としてギネス世界記録に認定されたと発表したのは、6月7日の放送だった。2016年から6代目司会を務める春風亭昇太は「この番組を紡いできてくれた先輩たちに感...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク