スポーツ
Posted on 2015年01月22日 09:56

山口健治の“江戸”鷹の目診断「いわき平記念」

2015年01月22日 09:56

20150129z

2段駆け絶好の地元・新田が勝つ!

 競走スタイルが先行か追い込みかを問わず、相手の読みを外す仕掛けこそ勝利につながることになる。

「いわき平記念」(1月22日【木】~25日【日】)に出走予定のS級S班は、神山雄一郎、岩津裕介、武田豊樹。S1からは前SS班の後閑信一と新田祐大、そして売り出し中の自力型、小松崎大地に三谷竜生と好メンバーがそろい、激戦必至だ。

 地元勢がやや寂しい。昨年まで2年連続Vを飾っていた山崎芳仁や優勝4回の伏見俊昭らビッグネームが見当たらないからで、今回は新田に地元ファンの期待が集まることになる。

 前走の和歌山記念準決勝で落車棄権したが、初日【1】、2日目【2】は叩き合いを制してのものだけに評価できる。卓越したダッシュ力とスピードがあるからで、主導権を取るレースに徹すればマーカーでも楽には差せない。いざとなればイン粘りもできる。まくりに頼らず積極的に攻めるようになれば、再びGIの優勝争いに加わってくるはずだ。

 初のグランプリで落車しながらゴールした岩津は、「またこの大舞台に立ちたい」と思ったのではないか。GIとは違う格別のレース。SS班の座は1年間戦い抜くモチベーションになるが、今までどおりでは厳しい。自在型としてさらにレベルアップするにはシビアな位置取りと意表を突くレースができるかどうか。それは岩津本人がわかっているだろう。

 さて、並びと展開。地元福島は、小松崎─新田─佐藤慎太郎。関東は2つのラインになりそうで、武田─神山─後閑と、木暮安由─稲村成浩の群馬両者。西日本は中部の吉田敏洋─岩本和也、近畿の三谷─伊藤保文、中四国の岩津─池田憲昭、九州の松川高大─山田英明が有力。他では九州の一匹狼・野田源一と、力をつけた滋賀・100期の高久保雄介が圏内と見た。

 三谷が先手をうかがっても、小松崎が主導権は譲らない。中団は武田の指定席。レースを動かすのはトリッキーな木暮か。

 本命は2段駆け絶好の新田。番手まくりも打てる利は大きい。対抗は安定感抜群の武田。調子のよさを買って山田が3番手評価だ。

 伏兵は小野裕次(千葉・95期)、櫻井正孝(宮城・100期)、山本直(岡山・101期)の3選手。12月松戸記念で好走した櫻井は、自力発揮すれば予選突破も十分ある。

◆プロフィール 山口健治(やまぐち・けんじ) 1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。

◆アサヒ芸能1/20発売(1/29号)より

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年10月27日 14:45

    「本格復帰に向けた観測気球を兼ねているのでしょう」こう話すのはさる芸能ジャーナリストだ。10月26日に開催された東京国際映画祭のレッドカーペット。雨が降りしきる会場で報道陣や観客の目をひと際引いたのが、女優の永野芽郁である。主演とプロデュー...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年10月29日 11:30

    今年のお笑い賞レースは10月17日に「キングオブコント」が終わり、あとは11月1日の「NHK新人お笑い大賞」、そして12月の「M-1グランプリ」を残すのみ。賞レース番組では審査員の採点、コメントが大きくクローズアップされるが、その責任の重さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年10月29日 15:45

    前巨人2軍監督・桑田真澄氏の次男でタレントのMattから「性被害を受けた」として、一昨年から今年にかけて、警視庁に複数の被害届が提出されていたと「週刊文春」が報じている。それによると、1人目の被害者は今年1月、都内でMattと美容系インフル...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク