日本とモンゴルの外交問題に発展したモンゴル草原火災に、元横綱・朝青龍ことドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が「物言い」をつけた。火災が起きたのは10月8日。モンゴル東部ドルノド県のヌムルグ自然保護区で規模な草原火災が発生し、東京都の約2.4倍に...
記事全文を読む→出所ヤクザが明かす「中国監獄」の地獄絵図〈前編〉(2)汗疹に苦しむ40度の真夏
拘束後は取り調べというより拷問ですよ。2日、3日と一切寝かせてくれないんです。「どうせ死刑だ」と思ったらバカバカしくなって、出された食事を蹴飛ばしては、刑事たちに殴る蹴るの暴行を受けました。何より気がかりだったのは、シャブの件で組織や親分に迷惑がかかること。だったら余計なことをしゃべらずに、このまま自決しよう、餓死してやろうと思って、何を出されても飲まず食わずで過ごしたんです。
そして12日が経った7月29日、日本領事館の職員が、組織からの伝言を持って面会にやって来たんです。さすがに職員の前で「親分」とは言えないから、
「渋谷の初台にあるマツダさんの会社の社長はこう言っています。『弁護士を頼んで死刑にはならないようにしてやるから頑張れ。安心して帰ってこい』と」
それを聞いて、涙が出ました。生きる望みというか、気力が湧いてきたんです。何か食べなくては‥‥と思って12日ぶりにコーヒーとビスケットに口をつけたら、体が拒絶反応を示したのか、胃が痛くなった。点滴を打っても痛みが取れず、シャバの病院に連れて行ってもらいました。
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日本において、被告人は裁判で判決が下されるまで「未決拘禁者」として拘置所で過ごす。おおむね個室があてがわれ、日用品も自由に使えるなど、刑務所と比べれば、自由度は高い。しかし、中国の事情はまったく違っていた。
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はっきり言えば動物園の檻ですよ。四方は鉄格子で囲まれ、床は剝き出しのコンクリート。そこに薄っぺらいシートを敷いて自分の衣服を丸めて枕にして寝ていました。
中国には入国管理局がないので、密入国で捕まった連中も看守所にバンバン送り込まれるわけです。アフリカ人やベトナム人もいて、一番多い時で30人がすし詰め状態。こうなると寝るのも一苦労で、体をまっすぐにしても腕と腕がぶつかり、寝返りも打てない。看守所がある珠海は、中国でも南の方ですから、真夏は40度近くに達する。湿度も日本並みで1年目と2年目は汗疹に苦しむ日々でした。背中に4桁の数字がプリントされた黄色のチョッキを着るのがルールでしたが、みんな暑くて素肌の上に着用していました。
檻の中のトイレは約1.5メートル四方のスペースで、日本の和式のような便器が床に設置されていた。用を足した後は、すぐそばに置いてあるバケツの水で流します。トイレの壁からは塩化ビニル管が伸びていて、水が出るのはここだけ。つまり、トイレの水ですべての生活を賄っていたのです。食器を洗うのも、体を洗うのも、朝に歯を磨くのもトイレの水。だからみんなトイレはキレイに使っていました。
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