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記事全文を読む→中山秀征「子供の頃からテレビに出たかった」/テリー伊藤対談(1)
80年代からテレビを主戦場にずっと活躍を続ける中山秀征。このたび著書「いばらない生き方」を上梓した。実はゆっくり話すのは初めてという2人。これまでの氏の半生を振り返りつつ、共通の知人であるあの人のこと、これからのテレビのことなどを熱く語り合った!
テリー 新刊の「いばらない生き方」(新潮社)、読ませていただきました。実はこうやってちゃんと話すの、初めてじゃないですか。でも、この本を読むと、常に頭をフル回転させていて、ヒデさんが芸能界でずっと活躍してる理由がよくわかりました。
中山 いやいや、ありがとうございます。とにかく背に腹は代えられなかったというか、やりたいことをやるためには置かれたところで咲かない限り、意見は言えないので。「とにかくその場で1番を目指そう」という感じでずっとやってきましたね。
テリー この本は週刊誌の連載をまとめたもの?
中山 そうですね。「週刊新潮」さんで「テレビタレント、やってます。」というコラムを1年間連載させていただいて。実は10年ぐらい前にも似たような依頼をいただいたことがあるんですけど、40代で過去を振り返るって口幅ったくて、あまり気乗りがしなかったんですよ。だけど今回は、周りのスタッフの勧めもあって、じゃあ、やってみようかと。それで連載しているうちに、この40年の自分なりの歩み方を、ちょっと形にしてみようかなと思ったんですね。
テリー 元々は児童劇団にいたんですね。昔から芸能界に憧れがあったんですか。
中山 そうなんです。子供の頃からとにかくテレビに出たくて。地元に「カッパピア」という遊園地があったのですが、僕が5歳の時に、フィンガー5が来たんですよ。
テリー 群馬県?
中山 群馬県です。僕はフィンガー5が大好きで、途中で「アキラと遊ぼう」っていうコーナーがあって、並んだんですけど、僕の前で終わっちゃったんですよ。
テリー アハハハハハ。
中山 その時から「いつかアキラと歌いたい」って思ったのが最初で。そこから思い変わらずで、14歳の時に劇団に入って、群馬から東京に通っていたんです。
テリー 最初は役者でも歌手でも、とにかくテレビに出られればよかったんだ。
中山 そうですね。学校で「テレビに出たい」って言ってたら、女の子たちが「明星」や「平凡」を持ってきて、「あなたが出たいって言ってる「金八先生」とかは劇団に入らないと出れないみたいよ」なんて言われて。で、劇団に入って、3カ月ぐらいですぐ火曜サスペンス劇場に出るんですよ。「校内暴力殺人事件 狙われた女教師」というやつに。
テリー へぇ、3カ月で。
中山 しかも少年探偵みたいな、犯人を追い詰める役で、意外といい役だったんですよ。最後は殺されちゃうんですけど。それで「聖マドンナ母たちのララバイ」が流れて、僕の遺影で終わるんです。
テリー ああ、もうそれは主役級だね。
中山 それで僕、その気になっちゃったんですよ。「俺イケるんじゃねぇか」って。で、「これはやっぱり東京に行かないとマズいんじゃないか」って、東京に出てくるんです。
ゲスト:中山秀征(なかやま・ひでゆき)1967年、群馬県生まれ。1984年、渡辺プロダクションに合格し、翌年「ABブラザーズ」結成。その後、「ライオンのいただきます」、ドラマ「ハーフポテトな俺たち」(日本テレビ系)、「オールナイトニッポン」などの多くの番組に出演。コンビ解消後は「DAISUKI!」「THE夜もヒッパレ」「ラジかるッ」(すべて日本テレビ系)、「ウチくる!?」(フジテレビ系)など人気番組でMCを務めた。現在は「シューイチ」(日本テレビ系)、「ジモトに乾杯!居酒屋秀ちゃん」(JCOM)、「昭和歌謡パレード」(BSフジ)などにレギュラー出演中。著書「いばらない生き方 テレビタレントの仕事術」(新潮社)発売中。
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