スポーツ

【降格危機】浦和レッズに注入された劇薬「原口元気」がチームにもたらした変革

 シーズン開幕前は優勝候補に挙げられながら、J2降格の危機に瀕している浦和レッズ。なんとか残留を果たそうと、監督が代わり、浦和出身の元日本代表・原口元気が復帰した。

 とりわけ原口の復帰は、浦和に大きな影響を与える「特効薬」。加入後に起きた変化を、今季から浦和に復帰した宇賀神友弥が、先輩である鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルで明らかにした。

 宇賀神は10年ぶりに復帰した原口とのファーストコンタクトを、こう振り返る。

「変わらないですよ。『まだやってんのか、お前』って言われました。『やってるよ』って返すしかない(笑)」

 原口が復帰したことで、チームは大きく変わったといい、

「良くも悪くも、思っていることを全部言うやつなので、今の若い子たちにはすごく刺激的だと思う」

 実際に若手からこんな反応があったとか。

「今日も小泉佳穂選手に聞かれましたからね。『元気くんて丸くなったんですか、あれで』って。あれでもだいぶ丸くなった方だとは思うけど…という感じ(笑)。ただ、チームのために発言できるようになった」

 では、原口自身の変化はというと、

「今までは『俺がやって、俺のプレーで引っ張ってんだよ』『結果残して俺が…』みたいな感じだったのが、みんなを引っ張っていけるようになった。代表、W杯、ブンデスリーガで経験してきたことを踏まえて『お前たち、こんなんじゃダメだ。このレベルじゃダメだよ』と愛のある発言(ができるようになった)」

 プレーだけではなく、姿勢でチームを変えようとしている原口が、浦和を救ってくれるに違いない。

(鈴木誠)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策