スポーツ
Posted on 2024年11月17日 09:56

西武の主力投手陣が愛煙家の伝統/プロ野球「“煙に巻かれる”ベンチ裏禁煙攻防」(3)

2024年11月17日 09:56

 NPBに浸透する禁煙の潮流は、ダントツ最下位球団にまで伝播していた。球界関係者が耳打ちする。

「西武でも禁煙ルールが設定されました。球団上層部から選手に対して『今季は歴史的な敗戦を記録した。これから上がっていくためにはチームを変えなければいけない。そこで選手にお願いをしたい。練習中にタバコを吸うのをやめよう』と訓示があったといいます。選手たちは一様に『何を言ってんだ?』というケゲンそうな顔になったそうです」

 なぜか、西武はこの提言を公にはしていない。事実を確認するべくプレミア12の宮崎合宿に参加している古賀悠斗(25)を直撃すると、

「もうチームの順位が順位だったので粛々と受け止めています」

 と俯きがちに提言内容を認めるのだった。とはいえ、

「今季はハムストリングスを中心に筋肉系のケガ人が頻出。その7割ほどが喫煙者だったことを球団が重く見た提言のようです。そもそも西武ナインの喫煙率は8割5分とも言われています。だったらタバコばかりがケガの原因ではなかったのではと‥‥。思えば、広島の秋山翔吾(36)が在籍していた時代は、秋山以外のレギュラー全員が喫煙者で固められていた。相手投手の対策を練るのが喫煙所だっただけに『大事なことはいつも喫煙所で決まる』と、秋山を嘆かせていたほどです」(球界関係者)

 禁煙がタブー視されていたのも無理はない。チームのレジェンドOBたちが生粋の愛煙家だったからだ。

「西武は野手ばかりか、東尾修氏(74)や工藤氏など、本来は喫煙を回避する主力投手陣にも喫煙者が多かったのが伝統。くしくも今オフにチームを退団した渡辺久信GM(59)もヘビースモーカーでした。いなくなったタイミングで提言が出たのも、言いづらい雰囲気があったからでしょう。監督を代行する前は、喫煙所で不甲斐ないチーム状況にブチキレて灰皿を蹴り上げる日も少なくなかったといいますからね。そもそも、本当に故障の原因として危惧されたのであれば、まずは渡辺GMに通達してでも早急に実行すべきだったでしょう」(球界関係者)

 再建を見据えてのリスタートが選手を煙に巻くばかりでなければいいが‥‥。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月05日 11:00

    日本テレビの長寿演芸番組「笑点」の公式Xが、現メンバーの集合写真とともに〈【お知らせ】笑点がついに…重大発表6月7日(日)夕方5時30分から放送〉と6月4日に投稿した。1966年放送開始、今年で60周年を迎えたばかりの看板番組の「ついに」で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年06月11日 11:45

    プロ野球の元スター選手の息子が、詐欺容疑で逮捕された。事件としてはそれだけの話かもしれない。ただ、引っかかったのは事件そのものより、父親の仕事にまで響いたことだ。中日、オリックス、楽天で活躍し、引退後は解説者として親しまれてきた山崎武司氏で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月11日 20:30

    名物演芸番組「笑点」(日本テレビ系)が「テレビコメディーパネル番組(週間)の最長放送」としてギネス世界記録に認定されたと発表したのは、6月7日の放送だった。2016年から6代目司会を務める春風亭昇太は「この番組を紡いできてくれた先輩たちに感...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク