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記事全文を読む→【ねこ有名人の告白】ビリーバンバン・菅原進「1匹が死んだ時に虹の橋を渡った」
「猫のいない人生は考えられません」
3年前にインタビューさせていただいた、ビリーバンバン・菅原進さんの言葉です。デビュー曲「白いブランコ」、そして「さよならをするために」「また君に恋してる」など多くのヒットソングがあるビリバンの弟(兄は孝さん)です。菅原さんにとって、歌とともに生きがいになっているのが猫。家には現在、6匹います。3年前は5匹だったので、1匹増えました。
名前はマーブル、ミント、白子、あずき、きなこ、おはぎ。気がついたと思いますが、全て食べ物の名前です。増えた1匹はおはぎで、ミントの母親です。
多頭飼いのきっかけになったのは、15年前の出来事。それまで住んでいたマンションの隣りに一軒家があり、そこで二十数匹の猫を飼っていました。庭には母猫と子猫が5匹いましたが、そのうちの子猫2匹がマンションの1階に住んでいた菅原さんの部屋に出入りするようになり、1匹が朝まで鳴いて寂しがる2匹とは別に、保護猫を1匹もらい受けました。
3年後、菅原さんは一軒家に引っ越します。庭の5匹のきょうだいのうち、警戒心が強い1匹も連れて行こうと考えました。でも懐かず逃げるので、保護猫団体のボランティアの人にお願いして、菅原さんの部屋に入ってきた猫を格闘の末に保護します。その際に菅原さんは右手の親指と人指し指の間をザックリと引っかかれました。傷は深く、血がドバッと出て、デュオのギターを担当している菅原さんは「ヤバイ!」という心境ではなかったでしょうか。それは名誉の負傷として、今も深く刻まれています。
4匹を連れて一軒家に引っ越しすると、さらに本格的な猫ライフがスタートしました。
ところが直後に、猫を飼うきっかけになった2匹のうち1匹が死に、2年ほど後には菅原さんが大腸ガンを患います。入院中は自分の病気のことより、家にいる3匹が気になって仕方がなかったそうです。その時に、冒頭の言葉が思い浮かんだといいます。
退院後は死んだ猫の代わりに保護猫団体からもう1匹もらうつもりが、姉妹なので2匹いっぺんに引き取ることにしました。保護猫団体からもらう時、「この2匹は親子だから」とか「きょうだいだから」と言われて引き取ることが多いというのは「保護猫あるある」です。
これで5匹。さらにもう1匹を引き取って6匹に。先に紹介した猫の名前は、引き取られた順に並べたものです。
忘れられないのは白子の脱走でした。白子は警戒心が強くて懐かない、我が家の2番目のクールボーイのような猫のようです。たまたま空いていた2階の窓から、ピョーンとダイブして出てしまった。これも2階から裏の家に飛び移ったクールボーイと一緒です。
白子は猫探偵を頼んで捜索しました。結局、近所の家に潜んでいるところを発見され、捕獲器で捕まえられました。菅原さんいわく、
「僕にとっては大事件です」
ビリバンは昨秋、「いつか虹の向こうへ」という新曲を出しました。猫が死んだ時に「虹の橋を渡った」といいます。この曲は猫への思いを「虹」に込めているような気がします。
その後、猫好きで知られる歌手としては、藤あや子さんにも話を伺いました。6年ほど前から姉妹の保護猫、姉のオレオと弟のマルを飼っています。義理のお母さんが保護した猫が4匹産み、そのうちの2匹を引き取ったものです。
藤さんは2匹をかわいがる姿をXにアップし、フォロワー数は33万人を超えています。自宅ではつねにスマホを携帯し、オレオとマルに密着、写真を撮りまくっているようです。
2023年には2匹をモデルにした描き下ろし漫画「マルとオレオ」を出しました(作画はホンマジュンコ)。昨年2月22日のニャンニャンニャンの猫の日に、テレビ東京が「猫の日」として猫番組の特別編成にした際、藤さんのオレオとマルが「1日猫社長」を務めました。
次回も猫好き有名人を紹介します。
(峯田淳/コラムニスト)
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