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記事全文を読む→「制球難が改善されない」マリナーズ監督に酷評された藤浪晋太郎の「ジキルとハイド投法」
早く引導を渡してやった方がいいではないか――。
シアトル・マリナーズの藤浪晋太郎に対する扱いに、日本球界からはこんな声が上がっている。
マリナーズは日本時間3月3日、春季キャンップ期間初のロースターを発表した。5選手がマイナーキャンプ行きを宣告され、1人がリリースされたが、藤浪はなんとか非情宣告を免れた。だがスポーツ紙遊軍記者は、顔を曇らせてこう話すのだ。
「このまま藤浪に期待を抱かせるのは、逆に酷ではないかというわけです。オープン戦初戦となった2月24日のダイヤモンドバックス戦は、1回2奪三振で無失点と好投しましたが、1死球。2登板目となった2月27日のジャイアンツ戦では死球から崩れ、四球を連発して自滅しています。ここまで2試合で1回2/3を投げて、防御率は21.60。投げてみなければ分からない『ジキルとハイド投法』は健在でした。もうメジャー挑戦を諦めさせた方が、本人のためではないかと…」
藤浪の夢を否定するつもりはないが、31歳になるだけに、残された野球人生はそう長くない。メジャーでのプレーにこだわるあまり、気付けば完全に身動きが取れなくなってしまう可能性がある。
メジャーリーグを取材するスポーツライターが言う。
「メジャー各球団が日本人選手の獲得基準を見直す原因になりかねません。今後さらなる成長を期待できる若い選手か、完全に完成された選手の獲得にウエートが置かれるでしょう。今のままでは藤浪や青柳晃洋のような、ある程度の実績はあるが、年齢がそこそこの選手を獲得する球団は減るのでは」
マリナーズがキャンプに招待している選手は、残り29人だという。今後、さらにふるいにかけられ、開幕ロースター入りできるのはわずか数人だ。
ダン・ウィルソン監督は、
「ボールがどこにいくのかわからない。制球の問題というより、ストライクが入らない。(制球難は)NPBに所属していた2017年シーズンから始まり、アメリカに渡ってからも改善されなかった。2023年シーズンの初球ストライク率は、わずか52%だった」
そう言って藤浪を酷評しつつ、
「90マイル後半の速球と空振りを奪える変化球に可能性を感じて、獲得した。握りやフォームの微調整を行うことで、リリーフの一角として起用できることを期待している」
監督はわずかな期待を捨てていないようだが、いつまでも藤浪に期待を持たせることはできない。
(阿部勝彦)
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