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記事全文を読む→みそ汁のネズミは加熱されていなかった!「すき家」一斉閉店騒動がアヤしい雲行きに…
Googleマップの口コミに〈味噌汁の中にねずみの死骸が混入していました〉と書かれたのをきっかけに、相次いで異物混入が発覚。3月31日午前9時から全国で4日間の営業停止措置をとっている大手牛丼チェーン「すき家」(一部店舗を除く)。清掃作業や再発防止策の徹底のほか、異物混入の原因特定を進めているという。
最初のトラブルがあったのは、鳥取県鳥取市の店舗。「すき家」公式サイトによると、今年1月21日午前8時頃、来店客に出したみそ汁の中にネズミの死骸が入っていると指摘された。この店舗は同日昼前にクローズ、店内清掃ののち、改装のため休業している。
この騒動を一部メディアが報じるや、SNS上には「すき家」商品の中に害虫やカメムシ、消費期限シールなどの異物が入った写真が次々と出ることに。このうち「すき家」は東京都昭島市の店舗で提供した商品にゴキブリの一部が入っていたと3月29日に発表し、4日間の営業停止を決めた。
ところが、騒動の雲行きが怪しくなってきた。ネズミ混入に関する同社のニュースリリースによると、
〈当社の専門部署(グループ食品安全基準本部)が、混入した異物が加熱されていたかどうかを調べる検査(カタラーゼ検査)を実施した結果、加熱されていないことを示す反応が出たことから、科学的な視点からも異物が鍋に混入した可能性は著しく低いと考えております〉
発端となったネズミの死骸には、加熱された痕跡がないというのだ。
カタラーゼとは、動物や昆虫などに含まれている酵素。タンパク質でできているため、熱が加われば変性する仕組みを利用して、異物がどの過程で混入したかを調べることができる。人間の髪の毛や昆虫、ネズミなどの小動物の酵素は80度から85度の熱湯に1分間浸かっただけで、完全に不活化する。みそ汁の温度は一般的に75度から85度。「すき家」のみそ汁にはヌルい記憶があるが、それでも浸かっていたならば、ネズミの死骸に加熱の痕跡が残らないとおかしい。いったい「生のネズミ」はどこからお椀に入ったのか…。
当然、昭島市の店舗のゴキブリにも、カタラーゼ検査をしていることだろう。
岐阜市内の「スシロー」で元高校生(自主退学)が醤油さしや湯呑みをペロペロする動画が拡散した際には、「スシロー」の運営会社の株価が下落。時価総額168億円の損害を出した。「すき家」を運営するゼンショーHDも、報道が出てから株価が急落、一斉営業停止で「スシロー」以上の損害を被っている。
今回の異物混入騒動を有名インフルエンサーがネット上で煽っているが、仮に異物混入写真や被害の訴えがフェイクだった場合、「スシロー」醤油ぺろぺろ少年と同じく、関係者には刑事訴訟と億単位の損害賠償請求がなされることになる。
徹底調査の結果、「すき家」からは今後、どんな発表があるのか。
(那須優子)
アサ芸チョイス
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