スポーツ

阪神・前川右京を覚醒させた「岡田彰布&福留孝介の教え」グリップと重心を変えたので…

 今季の阪神タイガースでレギュラー定着が期待されるひとりが、前川右京だ。巨人を3タテした4月6日の試合では、決勝の押し出し四球を選んだ。

 その試合前日、前川はVTR出演という形で「せやねん!」(MBSテレビ)に登場していた。オープン戦では3本塁打したが、「何が変わったのか」と問われると、

「いちばんは、岡田さんと福留さんに教えてもらって」

 岡田彰布オーナー付顧問に指摘されたのは「構えた時のグリップの位置」だと明かした前川。以前は低い位置でグリップを構え、そこから大きくトップの位置まで引いていたが、それでは「タイミングがワンテンポ遅れる。初めからトップに近づけておいたら(速球に)刺されにくくなる」とアドバイスされたという。そこで今年はコンパクトな打撃フォームに改良。速球に遅れたとしても空振りでなく、ファウルになっている。

 一方、福留孝介氏から教わったのは「姿勢」だ。以前は低く構えていたが、重心の位置を高くするように言われたそうだ。「以前は高めの真っすぐに体が浮き上がっていた」という前川だが、今年は高めの球に対して、目線を変えずに打てるようになった。

 昨年の成績は打率2割6分9厘、4本塁打、42打点と悪くはないが、規定打席には到達しなかった。今季は2人の指導を結実させて、規定打席に到達した上での好成績が期待できそうである。

(鈴木十朗)

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