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記事全文を読む→【あんぱん】遂に三姉妹登場でも視聴率が伸びない「それは変だろ」な展開だらけ
週が変わって4月14日に放送されたNHK連続テレビ小説「あんぱん」第11回の視聴率は14.6%だった(世帯平均・関東地区、以下同)。前週で子供時代を子役が演じる時期が終了し、ヒロインの今田美桜らが本格登場する回だったが、4月11日より1.1ポイントも数字を下げてしまった。
その原因はどこにあるのか。ドラマウォッチャーが分析する。
「どうも話の展開に『ん?』と首を傾げたくなる不自然なものがあるんです。例えば4月11日の第10回で柳井嵩(木村優来)は、再婚のために子供たちを置いて家を出た実母・登美子(松嶋菜々子)を訪ねるのですが…。嵩の訪問を受けた登美子は明らかに戸惑い、迷惑そうな表情。再婚相手に子供がいることを知られたくないのでしょうが、それではなぜ、嵩に出した葉書に住所を記したのか。恋しい母に会いに来た幼い息子に冷たい態度を取らねばならない、という悲しいシーンを描きたかったのはわかりますが、母親の行動に矛盾が生じている。もう少しうまく演出できなかったのか、もったいないですね」
矛盾といえば、嵩が母のいる高知市内から家に戻る場面もそうだった。母のもとを去った嵩は、高知の海岸を東から西へと歩いているが、嵩が住んでいる後免与町は実際にやなせたかしが暮らしていた後免町(現・南国市)がモデル。高知よりも東にあり、帰る方向が逆なのだ。嵩はなぜ、西へ向かっていたのか。ドラマと現実は違うとはいえ…。
ツッコミどころといえば、4月14日放の送回で、高等女学校5年生となったのぶの前に突如現れた、幼馴染みという設定の海軍中尉・貴島勝夫(市川知宏)も。ガキ大将だったという貴島の登場に、視聴者は小学校時代に嵩をいじめていた人物だと考える向きが多かったようである。旧学制や日本軍の制度に詳しい歴史雑誌編集者は、
「海軍中尉ということは23歳前後のはずで、のぶより5、6歳は年上の人物のはず」
と説明するが、幼少期ののぶが年上のガキ大将から釣りや木登りを教わったというシーンは出てきていない。視聴者が「貴島って誰?」と戸惑ったのも無理はないのだ。
唐突な人物登場や説明不足の展開は、前作「おむすび」でも再三見られ、視聴率低下の一因となった。このままでは「あんぱん」の視聴率も同じ道をたどるのではないか…と不安になってしまう。
(石見剣)
アサ芸チョイス
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