テレビ東京の「バス旅」でミスを連発し、衰えが指摘されることの多い太川陽介。自身のYouTubeチャンネルで展開している「シン・バス旅」で、信じられないようなチョンボをやらかした。
舞台は長野県。上田市役所をスタートし、白馬村の役所を目指すことになった。近くのバス停から鹿教湯温泉行きに乗ろうとバスを待っていると、反対車線をバスが通過。それは太川が乗ろうとしていた、鹿教湯温泉行きのバスだった。
乗車に失敗し、次を待つしかなくなったが、なんと4時間後。スタートからわずか24分後に、ゴールを断念しないといけない事態になったのである。太川は苦い顔でギブアップ宣言だ。
「こっちのバス停だったか。どうしよう。もう絶対、無理。可能性はまったくなくなっちゃった」
上田市役所に戻ってもう一度、目的地を決めるくじ引きをしようと、スタッフから提案される始末だった。
ミスを連発しているとはいえ、これほど大きな失敗をしでかしたことはあるのか。これまで数々のバス旅を見てきたテレビ誌ライターは言う。
「太川のミスは時刻表チェックを忘れるとか、出発時刻を間違って覚えてしまうなどといった、割と些細なもの。大きな失敗では、反対方向に行くバスの時刻表をチェックしていた、ということがあったぐらいです。反対の車線でバスを待ち、見送ってしまうなんて『バス旅のプロ』の名が泣きますよ」
太川はこの日が長野での撮影4日目。「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦 第15弾」(テレビ東京系)のロケを2日間行い、YouTubeのシン・バス旅ロケの2日目だった。大きなミスは、単に疲労が原因だと思いたい。
(鈴木誠)