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Posted on 2025年05月27日 17:58

「別にそんな…」メッツ・千賀滉大の「そっけない大谷評」に表れた「大谷強要」への反発

2025年05月27日 17:58

 メッツ・千賀滉大のクロスファイア気味に投じた96.8マイル(約155.7キロ)の速球に、大谷のバットが空を切った。

 5月25日(日本時間26日)のドジャース戦で、先頭打者の大谷翔平に先制アーチを浴びたものの、千賀は動じず、5回1/3を101球、5安打4四球1失点5奪三振。防御率1.46でメジャートップをキープし、「さすが日本人エース!」と称賛を浴びた。しかし試合後の一問一答は、意外なものだった。

「彼はすごい選手のうちのひとりなので、別にそんなに…。楽しくはないですね」

 大谷との対戦についてメディアに聞かれてそう答えると、

「打たれることもあれば、空振りもある。それ以上でも以下でもない」

 あくまでクールに語り、感情をいっさい表に出さなかった。グレーとパープルのグラブが審判団から注意を受け、2回から交換するハプニングも、全く口にすることはなかった。

 この「ショウヘイ一色」の報道には、同じ日本人投手の先輩・菊池雄星も苦い経験を持つ。一部スポーツ紙が「大谷翔平特集」を理由に行った取材で、菊池が時間を割いて真剣に語ったはずの「自身の思い」が、ほんの数行だけ使われて終わっている。菊池はSNSで「恥を知りましょう」と苦言を呈し、選手とメディアの信頼関係を著しく損なう「便乗取材」の問題を鮮明にした。

 地方テレビ局関係者からは「大谷ハラスメントだ、と苦情が…」との声も。取材申込や撮影許可の調整に追われ、「本当に伝えたいストーリー」が埋もれてしまうジレンマが現場を悩ませているという。視聴者からは「大谷選手ばかり追いかけるのはフェアじゃない」という指摘が相次ぎ、メディアの選択眼が問われている状況だ。

 防御率トップの千賀でさえ「また大谷の話か…」と思う瞬間があるのは当然だろう。もちろん大谷フィーバーは、野球界を盛り上げる原動力。しかし、日本人選手はほかにもいる。カブスの鈴木誠也が49打点でメジャー単独トップに立ち、日本人野手の存在感を示しているのがいい例だ。

 千賀はもちろん、大谷や鈴木も活躍の舞台は違えど、それぞれが持つドラマがファンを熱狂させている。野球の楽しみ方が広がれば、大谷フィーバーはより長く、より深く愛されるものになるだろう。

(ケン高田)

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