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記事全文を読む→日本人初の「サイ・ヤング賞」を狙う!山本由伸より千賀滉大が有利な理由があった
ドジャース・大谷翔平のバッティングピッチャー登板は、二刀流復活が近づいていることを予感させ、嬉しい限り。だが大活躍を見せる本職の日本人投手2人を忘れてはならない。
大谷の同僚である山本由伸は現在、6勝3敗で防御率1.97と絶好調。その好敵手となっているのが、メッツの千賀滉大だ。5勝3敗と勝ち星では山本に劣るものの、防御率1.46(成績はいずれも5月27日時点、以下同)と、抜群の安定感を見せている。しかもナ・リーグの防御率ランキングで1、2位の座を2人が占めているのだ。メジャーリーグライターが言う。
「つい先日までは両者ともに防御率0点台と絶好調でした。山本は昨シーズンがメジャー初年度で、結果もそうですが、順応がより求められました。千賀は昨年、右肩に張りが発生し、復帰後にも左足を負傷するなど、登板わずか1試合にとどまりました。ですが、今季は両者ともに開幕からエースとしてフル回転しています」
昨年は日本人投手では伏兵とみられていたカブス・今永昇太が予想外の大活躍だったが、ようやく「本命」の2人がその資質を存分に発揮している。となれば気になるのは、日本人初の「サイ・ヤング賞」を獲得できるか否かだが…。先のメジャーリーグライターが分析する。
「メッツは千賀のほかに、キャニングとピーターソンという先発5勝組が揃って好調。ローテーション投手が欠けることなく登板しており、先発5番手で開幕入りした千賀の負担が小さい。一方の山本は、スネル、グラスノーといった主軸の離脱により、ローテの柱にならざるをえなくなっています。対戦相手はエース級投手が多く、好投しても勝ちに結びつくかは五分五分。状況としては、千賀の方が楽に投げられている、と言っていいでしょう」
後続のリリーフ陣の質でも、メッツの方が上だといい、
「メッツは今季、中継ぎ陣が絶好調。特に2020年から2年間、西武ライオンズに在籍したギャレットが、防御率0点台です。他にも防御率1点台のセットアッパーが2名。守護神は安定感のあるディアスに固定されています。ドジャースは中継ぎと抑えが軒並み、防御率3点台から4点台。山本は幾度となく勝ち星を消されいます。サイ・ヤング賞は防御率だけでなく勝利数も大きく影響しますから、同リーグで争う2人の日本人投手を見た時に、千賀の方に軍配が上がります」(前出・メジャーリーグライター)
当然、難しいことは承知の上だが、山本のオリックス時代の圧倒的な投球を知る日本人ファンとしては、最後まで山本と千賀が争う姿を見てみたい。
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