スポーツ
Posted on 2025年06月04日 17:58

井上一樹監督が嘆いた中日・高橋周平と三塁コーチの「恥ずかしい走塁ミス」なぜ起きた

2025年06月04日 17:58

「結果的にプロ野球選手である以上、恥ずかしい」

 中日・井上一樹監督は6月3日の試合後、そんな厳しい言葉を投げかけた。チームはソフトバンクを上回る9安打を放ちながらも、今季12度目の完封負けで、借金を4に膨らませた。とりわけ致命的だったのが、高橋周平の走塁ミスである。

 7回一死二・三塁の場面、9番・村松開人がライトの頭上を越える大飛球を放った。本来であれば二塁走者の高橋は余裕をもって本塁に突入することができたが、なぜか三塁でストップ。その結果、打者走者の村松は二塁へ進むことができず、一・二塁間で立ち往生する形になった。そこへ外野から中継を介して三塁に好返球。高橋はランダウン(挟殺プレー)でタッチアウトとなった。絶好の得点機が、一瞬にして潰れてしまったのである。解説していた五十嵐亮太氏は、

「戻ってこなければいけない打球だった。無死であればタッチアップを優先すべきだが、この場面では絶対にタッチアップはない。戻れる位置にいながら、戻れなかった」

 バッサリ斬り捨てたのだった。

 三塁コーチだった中村豊外野守備走塁コーチにも批判が集まった。中村コーチは今季1軍に初めて招聘された際、

「最もやりたくないのは、選手やベンチがセーフになると思った打球で、進塁を止めること」

 と語るなど、「積極走塁」を信条としているはずだった。しかしこの場面では高橋を本塁へ突入させる判断ができず、結果的にアウトに。高橋がハーフウェイ待機という意識を持っていなかったことが原因とはいえ、言っていることとやっていることは違った。

 9安打を記録しながら一度も本塁を踏めなかった中日は、打線のつながり不足に加え、走塁面での連携ミスまでもが露呈。井上監督が厳しい言葉を投げかけたように、この走塁ミスはプロとして見逃せないものだった。

 今回の失敗を糧に、再び勝利の流れを取り戻すことが求められている。

(ケン高田)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月08日 08:00

    最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月09日 06:45

    例年よりも早い桜の便りが届いている、2026年の初春。東京では上野恩賜公園や代々木公園といった有名花見スポットは、記録的な円安で押し寄せたインバウンド客と、宴会制限が完全に撤廃された解放感に浸る日本人で、まさに足の踏み場もないカオス状態が予...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/10発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク