スポーツ

ドツボにハマッた中日・高橋宏斗「17回で11失点」メジャーリーグの評価が下がる大ピンチ到来

 来年のWBC侍ジャパン代表候補、中日ドラゴンズの高橋宏斗が失意に暮れている。4月11日の阪神戦に先発して4回9安打、5失点で降板した。1回一死から中野拓夢にライト前ヒットを打たれると、佐藤輝明には右翼線に二塁打、森下翔太にはタイムリーを打たれて同点に。さらに大山悠輔につながれ、前川右京には逆転打を食らった。この回、4失点。若きエースは「先制してもらいましたが、流れを投球につなげることができなかったです」とうなだれた。

 初めて開幕投手を任されたが、この登板で3試合、白星なし。トータル17回で11失点、防御率は5.29と下げ止まらない。

「上半身の力に頼ったフォームになっているので、スプリットの落ちが悪くなっています。ステップする左足に重心が乗らず、ボールが浮いてしまっている。打者が簡単にバットを合わせることができるようになっていました」(スポーツ紙デスク)

 昨年は7月に月間MVPを初受賞するなど12勝4敗、防御率1.38で最優秀防御率のタイトルを獲った。5700万円増となる推定年俸1億2000万円で契約更改し、大リーグでは1学年上の佐々木朗希と同等、もしくはそれ以上の評価を得ていたのだが…。

「ドジャースの山本由伸とは連絡を取り合い、3年連続で合同自主トレを行う仲です。マネージメントする広告代理店も同じで、将来的なドジャース入りが予想されていますが、この調子だと厳しくなってしまいますね」(スポーツジャーナリスト)

 明るい未来に暗雲垂れ込める、開幕からのスランプ。この大ピンチをどう切り抜けるのか。

(佐藤実)

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