スポーツ
Posted on 2025年06月06日 17:58

新庄剛志は「第2の長嶋茂雄」本拠地エスコンFの阪神戦「電撃パフォーマンス」が神すぎた!

2025年06月06日 17:58

「ファンあってのプロ野球」

 ミスターこと長嶋茂雄氏は数々の名言を世に遺したが、この言葉はまさにミスターを体現する名句だったと言える。

 プロ野球ファンのみならず、日本中が深い喪失感に包まれる中、6月3日から今季のセ・パ交流戦がスタートしている。筆者が胸を打たれたのは、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた日本ハム×阪神戦で、日本ハムの新庄剛志監督が魅せた電撃パフォーマンスだった。

 第1戦のメンバー表交換の際、新庄監督は阪神の藤川球児監督とあえて目を合わさず、踵を返してベンチへ。ところが第2戦では藤川監督に自ら笑顔でグータッチを迫ってスタンドを沸かせるや、続く第3戦では6人の審判団らとホームベース上で手を合わせた後、輪の中にいた藤川監督と力強くハイタッチしてみせたのだ。

 実は交流戦前の記者会見で、新庄監督は藤川監督と広島・新井貴浩監督が死球をめぐる一触即発の騒動を機に、メンバー表交換時に目を合わせなかった一件をイジる形で「藤川監督とは目を合わせない」などと、笑いを交えて話していたのだ。

 それがフタを開けてみれば、前述した電撃パフォーマンス。加えて試合が阪神の一方的な流れになったにもかかわらず、阪神の4番・佐藤輝明が8回表に通算100号となる記念アーチを放った際には、ベンチを出て惜しみない拍手を送っていた。

 それだけではない。阪神が7-1で勝利を収めたゲームセットの直後、ベンチを飛び出した新庄監督は藤川監督に手を挙げてエールを送るや、藤川監督も笑顔でこれに応じてみせたのだ。全国紙スポーツ担当記者が指摘する。

「新庄監督の一連のパフォーマンスは、ミスター死去で沈む球界の雰囲気を、一気に明るくしました。実は試合終了後、エスコンフィールドのセンターパネルには、詰めかけた阪神ファンの熱い応援に対する感謝の辞が掲示され、その日の勝敗に関係なく、球場全体が温かいムードに包まれました。これもまた新庄監督のアイデアだったと聞いています。ファンあってのプロ野球。新庄監督はまさに『第2のミスター』と言っていいでしょう」

 自らを熱烈にアピールするだけではなく、対戦相手に対するリスペクトを常に忘れず、勝敗の垣根を越えてファンを喜ばせる。まさにミスターそのものではないか。

(石森巌)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月04日 07:00

    地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月05日 14:15

    東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年09月08日 07:15

    アメリカ・アイダホ州の一部地域では、畑の土を外へ持ち出さないよう、厳しい移動制限が敷かれている。農機具も土を完全に落とさなければ、「発生地域」の外へは出せない。そこまでして封じ込めている相手が、肉眼ではまず見えない「線虫」だ。名前は「ジャガ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク