スポーツ

大谷翔平の投手復活登板は「まだ30%」野球解説者が問題視する「ヒジの位置」

「全盛期を100%としたら、現在の投手・大谷選手は何%ぐらいの状態?」

 663日ぶりの二刀流復活を遂げたドジャース・大谷翔平の評価を聞かれた野球解説者の髙橋尚成氏は自身のYouTubeチャンネル「髙橋尚成のHISAちゃん」で、自らのメジャー経験を踏まえてこう答えた。

「まだ30%ぐらいじゃないですかね。まだまだ、こんなもんで終わるような選手じゃないと思いますし、クオリティーの高いボールをバンバン投げていけると思うので」

 そしてライブBPを経てメジャーリーグの試合での実戦投球で調整する方法をとったことについては、

「僕らピッチャーにしてみたら、ありえないことだと思うんです。不安でしかないんですよね。たとえ1イニングでも、1球でも投げることに関して、ケガ明けだったりということもあるので…」

 大谷の決断と勇気を称えるとともに、球速も文句なしと太鼓判を押したのである。その上で、

「やんなくちゃいけないことっていうのは、かなり多くあるんじゃないかな。今までキャンプで肘に負担がかからないように、後ろを小さくしてトップの位置を高くして投げてたんですね。それが変化球を投げたいとなると、どんどん肘が下がっていたような感じがするんですね。そうなると何が起きるかというと、肘が下がったことによって、また肘への負担がかかったり、スイーパーをどうしても横の変化に曲げにいきたくなるので、肘の負担は大きくなってくるんじゃないかと思うんですよね」

 さらには変化球のコントロール、投手と打者の空間の不一致などを修正点に挙げた髙橋氏。大谷の精度を計るにあたり、着目すべきは肘の高さか。

(所ひで/ユーチューブライター)

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