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記事全文を読む→ささきいさお「長い時間のコンサートはこれで最後でしょうね」/テリー伊藤対談(4)
テリー その後は「銀河鉄道999」だったり、いくつものヒット曲に恵まれて幸せな65年ですよね。
ささき まあ、振り返ってみれば幸せなんだろうなと思いますね。今回病気した時に、改めて「人生って何だろう」って考えてみると、「やっぱり大事なのは出会いだろう」と。
テリー はい。
ささき 出会いでその人が、「僕と出会ってよかった」、僕も「その人と出会ってよかった」っていう、いい出会いが続けば、いい人生を送ることができるし、いい仕事ができるんじゃないかって。やっぱり「自分はその人にとって、必要な人間であるんだな」っていう出会いがあれば、それはすごく幸せな人生だと思いますね。
テリー いや、僕が言うのはおこがましいですけど、やっぱり83歳でコンサートができるって、ホントに幸せなことだと思いますよ。ちなみに16日にリリースされるベストアルバムには当然「ヤマト」も「999」も「キャシャーン」も入ってるんですよね。
ささき そうですね。その他にも「ゲッターロボ」や「進め!ゴレンジャー」「宇宙鉄人キョーダイン」など、懐かしい曲から最近の曲まで、3枚のCDに厳選した全69曲が収録されてます。
テリー いいですね。アサ芸にも喜ぶ読者がたくさんいますよ。7月20日の65周年ライブはどんな内容になるんですか。
ささき 今はまだ迷っていて(対談日は6月4日)。まず声がちゃんと出るかどうかという。万が一、危なかった時には、ゲストに助けてもらおうということで、ゲストの方に結構声をかけています(笑)。
テリー チラシには堀江美都子さん、影山ヒロノブさん、遠藤正明さん、速水けんたろうさんの名前がありますね。
ささき そうですね。だから、メインはアニメの曲になりますね。それで最後のほうに、昔から好きな曲をちょこちょこと。そんなに長い時間のコンサートはこれで最後でしょうね。もう年も年ですから。
テリー いやいや、まだまだですよ。
ささき いや、もう83ですから。だから、楽しくて、最後にちょっとジーンとくるようなコンサートにできればなと思っています。結構アニメの歌をリアルタイムで聴いた方って、「そこから元気とか生きる力をもらった」って、よく言ってくださるんですよ。
テリー そりゃあ、そうですよ。
ささき やっぱり皆さん、いろいろな人生を乗り越えてきているので、そういう想いを共有できた時に、「お互いによかったね」っていうコンサートにできるんじゃないかなと思いますね。
テリー 楽しみですね。さっき今は奥様と2人で暮らしてるとおっしゃってたじゃないですか。いかがですか、80過ぎのご夫婦というのは。
ささき また病気の話になりますけど、「やっぱり大変なことなんだな」っていう。まだ向こうの息子が隣に住んでるからいいですけど、2人だけだったら大変だなと。2人で病気になると動きがとれないじゃないですか。お互いがお互いの看病をしなきゃいけないから。
テリー それこそコロナとかになったらね。
ささき そうなんですよ。今回病気をしてみて、一方的に僕が迷惑をかけたんですけど、やっぱりこれは大変だなって。だから、死ぬ練習っていうと変だけど、「片一方が倒れるとこうなるんだよ」っていう練習をしたみたいな気がしますね。
テリー なるほど。
ささき 自分が寝てると向こうが動き回らなきゃいけないから、いつもより余計に負担がかかるんですよ。だから、僕がちょっと元気になると、今度は向こうがホッとして疲れが出ちゃう。そう考えると、やっぱり自分は元気でいなきゃいけないなと。改めてそう思いますね。
テリーからひと言
「もう83だから」とか言ってましたけど、ささきさん、まだまだお元気だし、格好いい! ぜひ100歳までヤマトを操縦してください。
ゲスト:ささきいさお 1942年、東京都生まれ。1960年、エルヴィス・プレスリーの日本語カバー曲でデビュー。歌手業と並行して俳優活動も始め、同年、大島渚監督の映画「太陽の墓場」に出演するなど、多くの松竹ヌーヴェルヴァーグ作品に出演。1968年、プレスリーの主演映画「燃える平原児」の吹き替えを機に声優業も開始。1972年、「科学忍者隊ガッチャマン」でアニメ声優デビュー。翌年、「新造人間キャシャーン」の主題歌を担当。以降、多くのアニメ・特撮作品の主題歌などを担当し、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」の主題歌はミリオンセラーを記録した。7月16日、「ささきいさお デビュー65周年記念ベストコレクション」発売。7月20日、「ささきいさおデビュー65周年記念~仲間と祝う復活祭~」をZepp Haneda(東京)で開催。
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