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今年のトピックとして間違いなく挙げられるだろう「コメ問題」。石破政権の失政として国民から大きな非難の声が上がったが、あの小泉進次郎氏が農水大臣として登場するや、「小泉劇場」で風向きは変化した。一見、小泉氏を起用した石破総理のお手柄と見るムキもあるが、その裏には、ある事情があった─。
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髙橋 コメ問題で小泉進次郎農水大臣がクローズアップされると、オールドメディアがこぞって、その一挙手一投足を取り上げて「進次郎フィーバー」を演出したことが幸いした。
須田 確かに江藤拓前農水大臣の「コメは買ったことない」という失言はあまりにもお粗末。しかしその引責辞任によって誕生した小泉農水大臣の活躍ぶりは、目をみはるものがあった。小売店やコメの産地に足を運んで、オールドメディア向けのアピールも申し分ない。これでは、ワイドショーに代表されるオールドメディアしか見ない視聴者は、小泉農水大臣をヒーロー視するでしょうね。
髙橋 でも、小泉氏の記者会見で「随意契約」というキーワードが飛び出した時には興ざめした。「財務省に借りを作ったな」と、小泉劇場の後ろ盾は財務省だと確信した。
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髙橋氏によれば「随意契約」というのは財務省の役人が使う業界用語。ほぼすべてが「随意契約」の民間企業では、わざわざ使わない言葉だというのだ。小泉農水大臣がこの言葉を使ったことで、財務省から事前にレクチャーを受けたもの。つまり、財務省主導であることを髙橋氏が看破したのである。要するに颯爽と登場したコメ劇場のヒーローもその後ろ盾は財務省。それをオールドメディアがことさらに取り上げるという構図‥‥髙橋氏ならずとも興ざめするのは当然だろう。さらに小泉大臣には、もうひとつの「背景」が見え隠れしている。
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須田 結局、一番株を上げたのは小泉農水大臣です。これまで2024年の総裁選の惨敗で、一気に未来の総裁候補から遠のいたと思ったものの、これで一気に挽回しました。ただ気になるのは、神奈川県横須賀市に本社のある「むらせホールディングス」という会社との関係です。横須賀市と言えば小泉農水大臣の選挙区です。「むらせホールディングス」はそこに本社を持つコメの卸しと小売りの会社です。つまり財務省がシナリオを描いて、実働部隊として、むらせホールディングスもいる。まさに小泉農水大臣の成功が約束されたような令和のコメ不足問題の顚末でした。
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須田氏によれば「むらせホールディングス」は日本でも5本の指に入る米穀卸売業者で、小泉家とも親しいという。もちろん、それが即問題になるような話ではないし、小泉農水大臣といえば父の代を含めて「クリーンな政治家」というイメージが定着している。それだけに、特に女性の間では進次郎人気が高いのも事実だ。
しかし同時に、父・純一郎氏と再生可能エネルギー関連事業との関係性が取りざたされたことは記憶に新しい。小泉家の地元・横須賀市での影響力は絶大なものがあり、どこかすっきりとしない「小泉劇場2025」にも、須田氏はスポットライトを当てているのだ。
髙橋洋一/嘉悦大学教授、博士(政策研究)数量政策学者。80年に大蔵省(現・財務省)入省。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めた。
須田慎一郎/ジャーナリスト。07年から12年まで、内閣府、多重債務者対策本部有識者会議委員を務める。テレビやラジオの他、ユーチューブ「真相深入り! 虎ノ門ニュース」など多方面で活躍中。
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