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記事全文を読む→石田えり「編集作業は家で地味にコツコツと」/テリー伊藤対談(3)
テリー 編集作業はどこでやったんですか。
石田 家で地味にコツコツと。半年ぐらいかけて。
テリー 千葉で? 今、誰と暮らしてるの?
石田 事務所の方と2人で。共同生活してます。
テリー その人に編集とか手伝ってもらったんだ?
石田 いえ、編集は一人です。
テリー あ、そうなんだ。じゃあ、料理とか作ってもらったり?
石田 そうですね。一人暮らしの時は料理もけっこう頑張ってたんですけど。でも、夜のサラダは自分で毎日作ります。
テリー サラダって別に料理じゃないけどね。
石田 たしかに(笑)。でも、いろんな種類が入っていて。レタス、キュウリ、トマト、パプリカ、カイワレ、昆布、アボカド、ブロッコリースプラウト、ザワークラウト。9種類は入ってます。
テリー すごいね。だから、そんなに肌キレイなんだ。
石田 いえいえ、そんなことないんですけど。
テリー まあ、それで編集は一人でコツコツやって。
石田 最初は編集ソフトの使い方もわからなくて。本を読んだりして勉強しました。
テリー ええっ、そこから? いやぁ、石田さん、ほんとにすごいわ。
マネージャー 最初はスマホの使い方もわからなかったんですよ(笑)。
石田 スマホはいまだにわからないですけどね。
テリー 何でそんなに強い思いというか。その源泉って何なんですか。
石田 あんまり考えたことないですけど。少なくとも自分で創れば出来上がったものを観た時に、「ふざけんなよ!」っていうのはないですよね(笑)。
テリー ということは、自分が出たやつを観た時に「えっ?」っていうことはあるんだ?
石田 ありますよ。「何、これ?」っていう。
テリー アハハハハ。
石田 あと昔と違って、撮影現場の雰囲気もどんどん変わって。売れてる人だけが大事にされるみたいな、居心地の悪さもありますよね。
テリー 石田さんはずっと売れてる側でしょう?
石田 でも、女優も35歳を過ぎるとだんだん落ち目になっていきますし。同じ俳優さんなのに、メインの俳優さんはテントの中でストーブとかを囲んで暖まっているのに、そうじゃない人たちは寒いところに立って待ってるみたいなことがあるんですよ。「椅子を出せばいいじゃん」って思うんですけど。
テリー 石田さんはテントの中ですよね?
石田 アハハハハ。だから居心地が悪いんですよ。「何だよ、売れてれば偉いのかよ」っていう。
テリー そうか。でも「釣りバカ日誌」の頃とか、華やかじゃないですか。
石田 途中でやめちゃいましたけどね。
テリー ねぇ。あれ、何だったんですか。
石田 1日が延々と長く感じて、病気になりそうだったんですよ。いつも撮影が終わると「ああ、死んでしまう」と思って。水が合わなかったんでしょうね。
テリー 水が合わないって?
石田 わかんないです。水が合っていたらよかったなと思うんですけど。役柄は大好きでしたから。
テリー 主人公のハマちゃんの奥さん役ですよね。
石田 あの役が嫌いだったわけじゃないので。だけど、あれだけ疲れたら、さすがにヤバい。
テリー いいですね、その「ヤバい」って言ってる石田えりは可愛い女の子だよね(笑)。また今回の映画の話に戻りますけど、オッパイ出しましたよね?
石田 まぁ、半分ぐらいですけど、あのぐらいなら。老体に鞭打って(笑)。
テリー いやいや、偉いよ。だって作品のためなら、別に全裸だって構わないんでしょう?
石田 うーん、そうですね。この際だったら、バアさんでも大丈夫ですよね(笑)。
ゲスト:石田えり(いしだ・えり)1960年、熊本県生まれ。中学3年の時に熊本でスカウトされ、「チャーリー石黒音楽専門教室」で歌を習う。その後、1978年「翼は心につけて」で映画デビュー。1981年の映画「遠雷」では日本アカデミー賞優秀主演女優賞や新人女優賞に輝いた。その他の主な出演にドラマ「ウルトラマン80」「金曜日の妻たちへ」、映画「ちょうちん」「嵐が丘」「華の乱」「ダウンタウンヒーローズ」など。映画「釣りバカ日誌」では1987年〜1994年まで主人公・浜崎伝助(西田敏行)の妻役を演じた。2021年に「G.I.ジョー・漆黒のスネークアイズ」で、ハリウッドデビュー。7月26日から監督・脚本・主演を務めた映画「私の見た世界」が「シアター・イメージフォーラム」(渋谷)などで全国順次公開される。
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